演題募集

登録期間

大変多くの演題をご登録いただき深く感謝申しあげます。
演題登録は締め切らせていただきますが、台風の影響などで登録が間に合わなかった会員の方がいらっしゃる場合には、個別にご相談いただけましたら幸いでございます。

※重要なお願い※

大変恐れ入りますが、筆頭著者の先生方の会員情報確認のため生年月日情報を追加でお伺いしたく、下記「生年月日情報入力フォーム」ボタンからご回答いただきますようお願い申しあげます。



ご確認ください

Gmailメールサーバのセキュリティポリシー強化されており、登録完了メールがスパムメールと判断されメールが届かないケースが多く確認されています。連絡先メールアドレスをGmailとは別のドメインでご登録していただくことをお勧めします。確認メールが届かない場合は、「確認・修正画面」にてログインしていただき登録いただいた内容が最新であるかをご確認ください。

  • 締め切り直前はアクセスが集中し、回線が混雑することにより演題登録に支障をきたすことも予想されますので、余裕を持ってご応募いただくことをお奨め致します。
  • 締切日までは、オンライン上で登録した抄録内容の修正も可能ですが、締め切り直前は混雑により修正出来ない可能性もございますのでご注意ください。
  • 今回ご登録いただいたメールアドレスは、第53回日本心臓血管外科学会学術総会に関する連絡に使用させていただきます。
  • なお、登録締切日以降の共著者などの変更は受付できませんので、修正は必ず演題登録期間中にお済ませください。

応募資格

発表は未発表のオリジナル演題に限ります。
発表者ならびに共同演者は本会会員に限ります。
未入会の方は必ず入会手続きをしてください。
入会に関するお問い合わせは日本心臓血管外科学会事務局までご連絡ください。

【入会のお問い合わせ先】

特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会
〒113-0033 東京都文京区本郷2-29-9 鈴木ビル6階
TEL:03-5842-2301 FAX:03-5842-2302
Email:cvs-oas@umin.ac.jp
URL:http://jscvs.umin.ac.jp/nyukai.html

倫理的手続き確認について

今回第53回はトライアルとして実施します。
なお、昨今の新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、各施設における倫理委員会等の審査委員会での倫理審査が大幅に遅れている状況があり、また今回はトライアルという事もあり「倫理審査中」の演題も受け付けます。
学術総会で発表される医学系研究は、研究倫理に関連するすべての宣言、法律、政令、省令、指針及び通知等を遵守して行うことが求められ、そのために当学会におきましては、会員・非会員が学術総会へ演題を応募する際には「日本外科学会学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」に準じたいと思います。
倫理審査の必要な内容につきましては、「カテゴリー分類と倫理審査の必要性」をご確認の上、演題登録時に「倫理的手続き」にチェックをお願いいたします。
会員・非会員が学術総会へ演題を応募する際にはこの指針を遵守する義務があります。
また、この指針は、会員・非会員の自由な研究活動に制限や拘束を加えるためのものではなく、あくまで研究者が研究対象者(患者や医師、健常対照者などを含む被験者)の福利を最優先に考え、法令・指針等を逸脱することなく幅広い研究活動を行うための規範で、同時に会員・非会員を守るためのものでもあります。

発表形式(演題募集カテゴリー)

主題セッション

領域オープンセッション
  セッションテーマ セッション種別 発表形式
1 For the Next Stage
心臓血管外科救急医療提供体制ー広域連携成功の秘訣

▼セッション趣旨
循環器病対策基本法が制定され、循環器病対策基本計画には「救急搬送体制の整備」「救急医療の確保をはじめとした循環器病に係る医療体制の構築」がうたわれております。それを実現するためには、広域での病院間連携が必要となります。地域では様々な工夫、活動が成されてきていると考えられますが、よき方法があればそれは他の地域でも大いに参考になるはずです。広域での病院間連携は、施設集約化ともつながる重要な話題でありますので、医療の質を下げずに広域での救急医療体制を構築し、継続するための秘訣を是非、会員で共有する良き機会になることを願っております。
シンポジウム 公募・
一部指定
2 For the Next Stage
先行例に学ぶタスクシェアリング

▼セッション趣旨
医師の働き方改革が待ったなしで迫る中、各施設ではタスクシェア・タスクシフトが試みられていることと思われます。先行する成功事例を紹介いただき、我々、心臓血管外科医が医療の質を落とさずに働き方を改革するためにどのようなタスクシェアが有効なのか、成功例を紹介いただき、議論するセッションです。タスクシェアは院内にとどまらず、地域の医療機関との役割分担など広い視点で実行されている成功例もあるかも知れません。様々な視点での効果や課題についても是非、ご発表いただければと願っております。
シンポジウム 公募・
一部指定
3 International panel discussion
ーWork-life balance of cardiovascular surgeonsー

▼セッション趣旨
医師の働き方改革が現実味を増すなか、外科医特に心臓血管外科医にとって、医療の質を落とさず、地域医療も崩壊させずに、医師の働き方改革を実現できるのかが大きな課題となっております。病院を経営する立場の心臓血管外科医はどう考えて行動しているのか、あるいは、若手外科医や女性外科医はどう受け止めているのかを話しあうとともに海外の心臓外科医、血管外科医はどうやって働く時間を管理してwork-life balanceをとっているのかを聞く機会をつくりたいと考えてセッションを企画しました。
パネルディスカッション 指定
4 For the Next Stage
How to train young surgeons!

▼セッション趣旨
働き方改革が迫る中、学生指導や研修医指導の時間も制約されます。働き方改革で影響を受ける診療科の筆頭である心臓血管外科医を志望する若手が減るのではないかという危機感も感じられます。若者に魅力ある診療科であり続け、魅力ある若手指導を実践できれば、上記のような危機感は杞憂におわるかも知れません。国外の発表者も交えて、魅力ある若手指導のノウハウや課題をご発表いただきます。発表言語は日本語の予定。
シンポジウム 公募・
一部指定
5 超高齢化社会の心臓血管外科治療

▼セッション趣旨
国民の健康寿命が延伸し、治療の低侵襲化も相まって、超高齢者に手術を行う機会が増加しております。高齢者の多くは耐術しますが、経過中にせん妄を起こしたり、病棟内転倒などの医療安全上の問題を生じたり、創合併症の問題、あるいは、退院時に、それまで住んでいた環境から受け入れを拒否されることもしばしば経験いたします。医療安全面あるいは病院運営、術式や周術期管理の工夫などによって、より安全安心に超高齢者に心臓血管外科治療を施すことを可能とするノウハウをディスカッションしていただきます。
パネルディスカッション 公募・
一部指定
6 災害と心臓血管外科

▼セッション趣旨
日本は地震だけでなく近年の地球温暖化の影響を受けた水害などが毎年多発し、災害大国であります。さらに、COVID-19はもはや災害という位置づけで、通常医療を圧迫しています。災害はどのような影響を心臓血管外科にもたらすのか、それに対してどのような対応をしてゆくべきなのか、あるいは、災害時の心臓血管外科医の役割などについてご発表いただきます。もはや、どこに住んでいても災害はやってくる、そんな中で、我々心臓血管外科医一人一人が改めて災害に向き合う機会になれば幸いです。
シンポジウム 公募・
一部指定
7 エキスパートに学ぶ Open surgeryの極意

▼セッション趣旨
心臓血管外科領域全てにおいて低侵襲化がすすみ、そうした中で血管内治療が重要な位置を占めております。一方、open surgeryは件数が減るとともに、難易度が増している状況が多いのではと考えられます。低侵襲治療や血管内治療後のopen conversion手術もまた難易度が非常に高いことが多いと考えられます。そうした中、これまでopen surgeryの極意をきわめてきたエキスパートの技を見せて頂いて、エキスパートの金言を聞くことができれば、会員にとって宝物になると考えます。
ビデオシンポジウム 指定
8 For the Next Stage
学会の役割を考える:JCVSD・医療の質・専門医制度・循環器病対策基本計画
学会特別企画 指定
9 心臓血管外科領域における代用臓器・再生医療の最先端

▼セッション趣旨
心臓血管外科領域における代用臓器・再生医療の最先端について発表していただく。
パネルディスカッション 公募・
一部指定
成人心臓領域
  セッションテーマ セッション種別 発表形式
1 Mission for next CABG:こうすればCABGは生き残れる。これこそがCABGの神髄だ!

▼セッション趣旨
近年、薬物療法の進歩や臨床試験の影響により、心機能が維持された安定狭心症の初期治療は侵襲的治療から薬物治療に重点が置かれ、2021年のACC/AHA/SCAIガイドラインではCABGの推奨度は下げられた。また低心機能例ではCABGの治療効果は高いが手術リスクも高い。如何なる病態に如何なるストラテジーが生き残っていくのか、CABGの将来について議論したい。
シンポジウム 指定
2 術中グラフト評価は冠動脈バイパス術をどう変えたか

▼セッション趣旨
本邦の冠動脈バイパス術では、高い割合で術中血流測定や術中造影が行われている。TTFMとICG造影はともに保険適応となっているが、国内においてそれらのデータ検証は未だ十分とは言えない。それら術中評価の課題を検証し今後のビッグデータ構築に資するのか、それによって冠動脈バイパス術がどう変わるのかについて議論を深めたい。
パネルディスカッション 公募・
一部指定
3 Rapid Deployment Valvesは新たなオプションになりうるか

▼セッション趣旨
Radip Deployment ValveによるSAVRは多くの施設で導入されつつあり、その有用性が示されている。一方で、長期成績に関しては十分なエビデンスがあるとはいえない。SAVR, TAVR時代におけるRD-AVRの立ち位置について議論を深め、今後本邦が目指すべきAS治療のあり方について議論したい。
シンポジウム 公募・
一部指定
4 TAVI in SAVRを見据えたAVR ~適応および弁輪拡大の是非~

▼セッション趣旨
TAV in SAVの国内導入をうけて、SAVRの際に生体弁を選択する傾向が高まることが予測される。それでは、初回SAVRの際に選択される至適な生体弁は何なのか?、弁輪拡大をしてでもできるだけ大きな人工弁を選択すべきなのか?、そのときの注意は何なのか?。狭小弁輪、狭小valsalva洞や、低位冠動脈起始の頻度が高いといわれる日本人特有の諸問題を踏まえながら議論したい。
ワークショップ 公募・
一部指定
5 MICSAVR時代の若手教育の在り方

▼セッション趣旨
MICSの登場で若手の教育がむつかしくなっている。特に開心術の入門手技であったAVRがMICS化することで難易度があがり、若者に執刀させにくくなってきている。低侵襲化による患者のメリット、施設PRとしてのMICSの意義を踏まえながらどう若手教育を行っていくべきか。なんらかの指針をこのセッションでは得たい。
パネルディスカッション 公募・
一部指定
6 高度組織破壊を伴った大動脈弁IEの治療戦略

▼セッション趣旨
高度の組織破壊を伴う大動脈弁位感染性心内膜炎に対する外科治療は、感染巣郭清による組織欠損と相まって大動脈弁のみならず周辺組織の広範な再建を必要とする。弁輪再建併施の大動脈弁置換術や基部置換術を余儀なくされることもある。さまざまな大動脈弁および周囲組織再建手技を議論いただきたい。
ビデオシンポジウム 指定
7 僧帽弁形成術におけるSAMの予防と対処法

▼セッション趣旨
僧帽弁形成術におけるSAMの発症のリスクは僧帽弁や左室の構造的な因子に加えて形成術の手技に起因することがあります。これらのリスクを明らかにしてどのような予防策があるのかを議論していただきます。また術中にSAMが発症した場合のマネジメントは保存的療法、再形成、弁置換などがありますが、それらの成績について議論していただきます。
パネルディスカッション 公募
8 French Correction後の僧帽弁形成術における早期逆流再発の危険因子とその予防策

▼セッション趣旨
僧帽弁形成術はDr. CarpentierのFrench correctionにより遠隔期も含めてその優れた有効性が実証されています。しかしその後、人工腱索再建を中心としたFrench correctionの基本理念と異なる形成方法が積極的に行われるようになって10年以上の年月が経過しています。今改めてFrench correction後の僧帽弁形成術式の遠隔成績を特に問題となる急性期の再発危険因子に焦点を当てて経験豊富な施設から報告していただき、それを防ぐための予防策についても議論していただく。
シンポジウム 公募・
一部指定
9 重症三尖弁閉鎖不全症に対する弁下、弁尖手技の適応と限界

▼セッション趣旨
テザリングを原因とする重症三尖弁閉鎖不全症に対する形成術には、乳頭筋接合術や吊り上げ術、Clover法、弁尖パッチ拡大などいつくかの方法がありますが、中長期成績は明らかではありません。本セッションでは、これら弁下・弁尖手技の術後3年以上の中長期成績を報告していただき、その適応限界に関して議論していただきます。
ビデオワークショップ 公募・
一部指定
10 僧帽弁MICSの遠隔成績から未来を考える

▼セッション趣旨
MICSは徐々に標準手術として広くおこなわれるようになってきている。今回は、その成績・安全性を考慮しながら、MICSが広く「標準」術式として行われるものとなるのか、一部のHigh volumeセンターに限定された術式となるのか?ロボット手術とのすみわけはどうなるのか?教育はどのように行っていくべきなのか等を、遠隔期のエビデンスをもって、今後のMICSの方向性を議論する。
シンポジウム 公募・
一部指定
11 高齢者のMICSにおけるリスクとその対処法

▼セッション趣旨
MICSを高齢者に行う場合、全身の動脈硬化に起因する人工心肺リスクや多くの合併症を抱えていること、概して予備力が少ないことのために、安全に行うための個別の対応が必要である。その対処法について議論する。また正中切開と比較した成績についても討論したい。
パネルディスカッション 公募・
一部指定
12 MICS-CABGはスタンダードと成りえるか!

▼セッション趣旨
近年、MICS-CABGによる多枝バイパスが積極的に行われるようになってきている。一方でグラフト選択やデザインが従来のCABGと異なる選択をしなければならない場合やハイブリッドを選択する必要がある場合があり、従来のCABGがPCIに対して示してきた有用性が保たれるか、広く行われるためにはどうするかを議論することによってスタンダード術式として足るものかどうかについて検討したい。
ワークショップ 公募・
一部指定
13 MICS手術:私の工夫

▼セッション趣旨
弁膜症や冠動脈に対するMICS手術における最近の手術手技の工夫について、ビデオでその手技を詳細に発表いただき、討論する。
ビデオワークショップ 公募
14 Destination therapy開始後の本邦における心臓移植とVAD医療の在り方

▼セッション趣旨
本邦の心臓移植待機期間は年々延長してきている。一方で、destination therapy (DT)を経由したbridge to candidacyなど、重症心不全医療の選択肢にDT開始に伴う選択肢の変化がみられるようになった。また、VAD医療の門戸拡大に伴い、医療機関や社会の受け入れ態勢の整備も急がれる。本セッションでは、DTの初期経験を踏まえて、今後の移植医療とVAD医療の在り方についてディスカッションしていただきたい。
シンポジウム 公募・
一部指定
15 ECPELLA vs. 体外式BiVAD vs. central ECMO

▼セッション趣旨
Impellaの普及に伴い急性心不全や両心不全に対する急性期治療の選択肢が増加し、その治療成績は改善してきている。一方でその適応や選択肢については一定した見解がなく施設間で差があるのが現状である。本セッションではImpellaやECMO、体外式VADを用いた機械的補助循環治療の長所短所を議論し、その使い分けについて考察していただきたい。
ワークショップ 公募
16 重症機能性僧帽弁閉鎖不全症に対する治療戦略

▼セッション趣旨
MitraClipや経カテーテル僧帽弁置換など、機能性僧帽弁閉鎖不全症に対する治療選択肢は増加してきており、その治療経験も蓄積されてきた。一方、僧帽弁下への介入を伴う僧帽弁手術など、開心術の工夫も続けられている。本セッションでは、重症機能性僧帽弁閉鎖不全症に対する治療戦略について、各々の治療成績に基づいて論じていただきたい。
ワークショップ 公募・
一部指定
胸部大血管領域
  セッションテーマ セッション種別 発表形式
1 TEVARの挑戦 -mission to visceral revascularization-

▼セッション趣旨
胸腹部大動脈瘤に対する血管内治療は依然としてチャレンジングであり、腹部分枝動脈に対する処理に関しては議論されるところである。Visceral arteriesを含めたTEVAR治療に関して議論していただきたい。
ワークショップ 公募・
一部指定
2 TEVAR遠隔期のミッション ー5年以上の遠隔成績と合併症の治療―

▼セッション趣旨
ステントグラフトを留置して10年以上経過した症例も出てくる時代となったが、TEVAR治療後のその予後のリアルワールドの結果を検討したい。5年以上の遠隔成績と合併症の治療について議論を深めたい。
パネルディスカッション 公募
3 TEVAR後の下行・胸腹部大動脈手術

▼セッション趣旨
TEVAR術後に再手術を経験することがあり、その再手術ではどうしても血管内治療では治療しきれない症例を経験する。再手術時の問題点と改善点を検討する。
シンポジウム 公募
4 Frozen Elephant Trunk(FET)法の限界と次へのミッション

▼セッション趣旨
Frozen Elephant Trunk(FET)法の使用が増加しているが、脊髄神経合併症の発生頻度が通常の弓部大動脈置換術に比べて高いという欠点もある。FET法の限界とFET法のさらなる応用に関して議論したい。
シンポジウム 公募
5 Malperfusionを伴う急性大動脈解離に対する治療戦略

▼セッション趣旨
A型あるいはB型急性大動脈解離の中でも、malperfusionを伴うものは、特に超緊急を要し、かつ、予後不良とされている。救命率向上のために何を優先するべきなのか、病院到着後の戦略、あるいはprehospitalでの戦略について、議論を深めていただきたい。
パネルディスカッション 公募
先天性領域
  セッションテーマ セッション種別 発表形式
1 右室流出路再手術時のpitfallと工夫

▼セッション趣旨
近年の先天性心疾患の移行期医療および成人期医療においては、Fallot四徴症遠隔などに対する右室流出路再手術の増加が目立つ。解剖学的特徴、心室機能、先行手術の内容や成人期特有の合併疾患等によってさまざまな落とし穴があり、これらを克服するための工夫や経験を提示いただき共有を図りたい。
パネルディスカッション 公募・
一部指定
2 Yasui手術の適応・術式の工夫・遠隔成績

▼セッション趣旨
LVOTOを回避あるいは修復するための、わが国発の手術。適応に関しては議論されつくした感があるが、結論は出ていない。左室→肺動脈弁の通路、肺動脈(新大動脈)弁逆流の発生、右室流出路再建法など遠隔成績も踏まえたうえでの術式の工夫などに関する議論を行いたい。多数例の経験を有する施設は限られているので、本シンポジウムでは少数例の経験を持ち寄り、それぞれの問題点について深く掘り下げたい。
シンポジウム 公募・
一部指定
3 小児開心術時の出血回避の工夫と止血を極める

▼セッション趣旨
小児開心術において、出血の少ない手術は手術時間の短縮、輸血量の減少をもたらし、手術成績の向上に不可欠である。しかし、Norwood手術、Jatene手術など縫合ラインの長いものも多く、また、人工心肺使用に伴う凝固能の低下などにより、止血に難渋することも少なくない。出血を回避するための手術法・吻合法、出血時の対処、止血、凝固管理などについてのあらゆる工夫を提示していただきたい
ワークショップ 公募・
一部指定
血管外科領域
  セッションテーマ セッション種別 発表形式
1 破裂性腹部大動脈の救命率向上に向けた取り組み

▼セッション趣旨
破裂性腹部大動脈瘤に対する全国多施設観察研究が終了し、本邦のreal world な成績が近いうちに明らかになってくる。救命には door to intervention time の短縮、proximal aortic control や腹部コンパートメント症候群への対応も必須であり、治療法の選択も鍵となる。また、prehospitalの医療体制の整備や救急医や麻酔医の協力も不可欠である。それらについて各施設の工夫を供覧していただき、救命のために何をすべきか?現状で何が不足しているかを議論していただきたい。
シンポジウム 公募・
一部指定
2 EVAR 後遠隔期における Open conversion の治療成績

▼セッション趣旨
EVAR導入から症例も蓄積しており、遠隔期に瘤拡大のため追加治療が必要な症例も相当数発生している。T2ELに対してのOCでは人工血管置換術をせずに、瘤縫縮を実施する場合も見受けられる。しかし、その有効性に関するエビデンスに乏しいのも現状である。各施設におけるOCの適応、戦略、成績について論じていただきたい。
パネルディスカッション 指定
3 重症心疾患と末梢動脈疾患の重複症例に対する治療戦略

▼セッション趣旨
CLTI症例における冠動脈病変の併存率は高く、足部重症度の高い症例の心疾患に対する治療介入のタイミングとその方法は悩むことが多い。CLTIは進行性であり、足部重症度が高い症例の開心術の周術期リスクは高い。下肢血行再建の優先度、冠動脈再建への介入は足部重症度に依存する。CLTI症例における冠動脈再建や救肢へのこだわりを論じていただく。
シンポジウム 公募・
一部指定
4 below the ankle 病変を有するCLTIの治療戦略

▼セッション趣旨
below the ankle病変に対して、どのような治療戦略が成立するかを検討する。本病変に対する治療は困難でその成績も良好とはいえず、創傷治癒をどのように達成するかも論じていただきたい。外科的血行再建、血管内治療、遺伝子治療や細胞治療の有効性に加え、創傷治癒に向けた適切な切断法や創管理の工夫についても議論したい。
パネルディスカッション 公募・
一部指定
5 アクセストラブルと対処法(腸骨動脈から大腿動脈)

▼セッション趣旨
TAVI, pEVARなどで経皮的血管縫合デバイスを用いた経皮穿刺症例が急増しているが、それに伴うアクセストラブルなどの合併症も増加している。血管損傷の程度や緊急度に応じて外科的治療や血管内治療がそれぞれ行われているのが現状であるが、適切なトラブルシューティングや治療方針について論じていただきたい。。
ワークショップ 公募・
一部指定

会長要望演題(公募)

成人心臓領域
  セッションテーマ セッション種別 発表形式
1 VSP:emergent surgery vs. delayed surgery: Pros and Cons 会長要望演題 公募
2 Subspeciality時代のCABG教育_次世代医師が執刀する条件は? 会長要望演題 公募
3 Ozaki法の遠隔成績 会長要望演題 公募
4 Type II, IIIに対するValve Sparingの遠隔成績 会長要望演題 公募
5 二尖弁に対するAVR後上行大動脈拡大を検証する 会長要望演題 公募
6 左心系手術におけるMild TRへの介入の是非 会長要望演題 公募
7 高齢者におけるMVRの長期成績 会長要望演題 公募
8 胸腔鏡下での不整脈手術と左心耳閉鎖:最新の知見 会長要望演題 公募
9 MICSにおける複合手術:大動脈弁・僧帽弁への同時介入 会長要望演題 公募
10 補助循環の離脱基準 会長要望演題 公募
11 体外式VADのTips & Tricks 会長要望演題 公募
胸部大血管領域
  セッションテーマ セッション種別 発表形式
1 上行弓部大動脈手術における出血しない吻合法 会長要望演題 公募
2 Stanford A型急性大動脈解離における基部置換:術式別のknack & pitfall 会長要望演題 公募
先天性領域

※セッションテーマの内容が変更されています。演題登録いただく際はご注意ください。

  セッションテーマ セッション種別 発表形式
1 先天性心疾患の重症心不全に対する治療戦略 会長要望演題 公募
2 arterial switch手術:さらなる成績向上のための工夫 会長要望演題 公募
血管外科領域
  セッションテーマ セッション種別 発表形式
1 腸骨動脈瘤合併AAAの治療アウトカム 会長要望演題 公募
2 EAVRデバイス選択と治療成績 会長要望演題 公募
3 感染性動脈瘤―Open or Endo 会長要望演題 公募
4 炎症性動脈瘤の診断・治療 会長要望演題 公募
5 急性下肢虚血治療:臨床成績改善のための戦略 会長要望演題 公募
6 下肢血行再建における動脈石灰化のインパクト 会長要望演題 公募
7 GLASS分類の有用性 会長要望演題 公募
8 静脈うっ滞性潰瘍治療:Tips & Pitfalls 会長要望演題 公募
9 深部静脈血栓症に対する侵襲的治療 会長要望演題 公募

ビデオ演題・一般演題[口演・ポスター](公募)

A.心臓
A-01 先天性
A-01-01 先天性心疾患
A-01-02 弁疾患
A-01-03 成人先天性
A-01-04 その他
A-02 虚血性 A-02-01 冠動脈バイパス
A-02-02 心筋梗塞合併症
A-02-03 虚血性心筋症
A-02-04 その他
A-03 弁膜症 A-03-01 大動脈弁
A-03-02 TAVI
A-03-03 僧帽弁(虚血性)
A-03-04 僧帽弁(非虚血性)
A-03-05 三尖弁
A-03-06 連合弁膜症
A-03-07 MICS
A-03-08 その他
A-04 心内膜炎
A-05 不整脈
A-06 心不全・VAD・心臓移植
A-07 他の心疾患
A-08 体外循環・補助循環
A-09 術中術後管理
A-10 術後合併症
A-11 検査・診断
A-12 基礎研究
A-13 その他
B.血管
B-01 大動脈解離
B-01-01 A型解離
B-01-02 B型解離
B-01-03 慢性解離
B-01-04 解離合併症
B-01-05 その他
B-02 胸部大動脈 B-02-01 大動脈基部
B-02-02 上行弓部
B-02-03 下行
B-02-04 広範囲瘤
B-02-05 その他
B-03 胸腹部大動脈
B-04 腹部大動脈
B-05 末梢動脈
B-06 静脈
B-07 肺動脈
B-08 ステントグラフト B-08-01 胸部
B-08-02 胸腹部
B-08-03 腹部
B-08-04 大動脈解離
B-08-05 末梢動脈
B-08-06 その他
B-09 周術期管理
B-10 検査・診断
B-11 基礎研究
B-12 その他
C.再生医療・最新技術
C-01 再生医療
C-02 最新技術
C-03 その他
D. チーム医療・トレーニング
D-01 教育・研修
D-02 チーム医療
D-03 その他
E. その他
E-01 その他
  • 優秀演題への応募の場合は領域を選択してください。
    優秀演題への応募をご希望の方は会長要望演題またはビデオ演題・一般演題として演題登録して優秀演題希望を選択してください。最優秀演題はAHAにて発表いただきます。
  • プログラム編成の都合上、ご登録とは異なる発表形式をお願いする場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • シンポジウム、ビデオシンポジウム、ワークショップ、ビデオワークショップ、パネルディスカッションおよび会長要望演題を選択後、不採用の場合は一般演題・ビデオ演題での発表を希望するか否かを併せて選択ください。応募時に「一般演題への変更の可否」の選択肢で「一般演題として応募する」を選択された演題は、再度一般演題と同様に採否を判定します。
  • 一般演題の発表形式(口演発表またはポスター発表)ならびにビデオ演題はプログラム委員の評価に基づき会長が決定致します。
  • 一般演題ならびにビデオ演題の発表カテゴリーは、内容および発表枠等によりご登録いただいたカテゴリーから変更の可能性がございますので予めご了承ください。

文字制限について

  • 日本語演題名:全角40文字
  • 英語演題名:制限なし
  • 抄録本文:図表なし全角1,000文字、図表あり全角800文字
  • 登録可能な最大著者数(筆頭著者+共著者):21名まで
  • 登録可能な最大所属施設数:10施設まで

発表言語について

発表言語は、原則日本語となります。

登録手順

UMINオンライン演題登録システムでは、当面の間、Microsoft Edge、Google Chrome、Safari、Firefox以外のブラウザでは演題登録できません。演題登録には、Microsoft Edge、Google Chrome、Safari、Firefoxにてお願いします。

※ブラウザは最新バージョンの使用を前提としております。
※諸事情より古いバージョンをご使用の場合は、上記の中からバージョンアップしても良いものをご使用ください。

暗号通信の推奨と平文通信の使用について

平文通信は施設やプロバイダーなどの設定や環境に問題があり、暗号通信が使えない場合に限ってご利用ください。なお、平文通信をクリックしても、再度、暗号通信を推奨するUMINの画面が表示されます。 インターネットでやり取りされる情報は、情報の通り道になった施設の人に盗聴される可能性があります。登録番号やパスワードを見られてしまう可能性があります。この場合盗聴した人の悪意で抄録が改竄されたり、知らないうちに削除されたりということが起こり得ます。そのためデータを暗号化し、通信する「暗号通信」を推奨いたします。

パスワードの設定と管理

登録を終了する前にパスワードを入れる欄があります。パスワードは(英数6~8文字推奨)任意ですが、普段他でご使用のパスワードと同一にしないでください。 登録が終了しますと、登録番号(10000番台)が自動発行されます。登録番号の発行をもって、演題応募登録は終了です(登録された由のメールも送付されます)。画面に登録番号が表示されない場合は、受け付けられていませんのでご注意ください。
発行された登録番号とパスワードは登録者の管理に依存します。セキュリティーの関係から、問い合わせには一切応じられませんので、ご注意ください。
一度登録された演題に修正を加える場合は、確認・修正ボタンを使用します。締め切り期限前であれば、登録番号とパスワードを入力することにより、何度でも修正・確認をすることができます。また、削除することもできます。修正するたびに、新規登録ボタンを使用すると、同一演題が重複登録されてしまいますので、ご注意ください。

※WEBメール(Gmail・Yahoo mail等)をご利用の方へ
本総会からの各種メールが「迷惑フォルダ」に振り分けられてしまっている事例が多く見受けられます。未着と思われる場合はまず迷惑フォルダの中をご確認ください。メールソフトの迷惑メールフォルダ以外に、Webメールのアカウントにも「迷惑メールフォルダ」がある場合は、そちらも併せてご確認ください。

入力に際しての注意事項

空欄は必ず左詰で入力してください。抄録本文記入欄も同様です。 「必須」の記載がある欄は、入力必須事項のため、データが入力されていないと登録できない設定になっています。

使用文字について

  • ①, ②, ③のようにまる数字は使用できません。
  • I, II, IIIのようなローマ数字も使用できません。英字の組み合わせで、II、VI、XIのように入力してください。
  • シンボル(symbol)書体半角(1バイト文字)のαβγ等を使用するとabcなどに自動変換されてしまいますので、使用しないでください。必ず全角(2バイト文字)のαβγを利用してください。
  • 半角カタカナは使用できません。カタカナは全角で、英字および数字は半角で記入してください。
  • タイトルおよび抄録本文で、上付き文字、下付き文字、斜め(イタリック)文字、太文字、改行、アンダーラインを使用する場合には<SUP></SUP>、<SUB></SUB>、<I></I>、<B></B>、<BR>、<U></U>の記号は、すべて半角文字(1バイト文字)を使用してください。本文中に単独で< または >を利用するときは、全角文字(2バイト文字)を使用してください。
    例:p<0.05, CO>2.2
  • 英文や数字を入力する際には、O(アルファベット)と0(数字)や、l(アルファベットL小文字)と1(数字)、あるいはX(アルファベット)と×(かける)などきちんと区別してください。
  • 音引き「ー」とダッシュ「―」、マイナス「-」とハイフン「-」などの使い分けをしてください。
  • 英文入力の際には、ひとつの単語をハイフン(-)で切ることは行わないでください。

演題の受領と採否通知

1. 演題受領確認

演題受領確認は、演題登録時に入力されたE-mailアドレスにUMINより受領通知メールが送信されます。登録完了時に画面に登録番号が表示されない場合や、登録完了より一日経過しても受領通知メールがお手元に届かない場合は、登録が完了していない可能性がございます。 受領通知メールが届かない場合、必ず演題登録締切日までにメールにて下記運営事務局までご連絡ください。
運営事務局 E-mail:jscvs2023-pg@congre.co.jp

2. 演題の採否・発表日時について

演題の採否通知は、演題登録時に入力されたE-mailアドレスに1月初旬頃にご連絡します。

演題登録

[暗号通信]

新規演題登録
確認・修正画面


[平文通信]

新規演題登録
確認・修正画面



※重要なお願い※

大変恐れ入りますが、筆頭著者の先生方の会員情報確認のため生年月日情報を追加でお伺いしたく、下記「生年月日情報入力フォーム」ボタンからご回答いただきますようお願い申しあげます。

演題登録方法に関するお問い合わせ

お問い合わせ先
第53回日本心臓血管外科学会学術総会 運営事務局
株式会社コングレ北海道支社内
E-mail:jscvs2023-pg@congre.co.jp