会長講演
脳力共創
~多職種で拓く高次脳機能の未来~
11月14日(金)13:30~14:30第1会場(2F 大ホール)
演者: |
前島 伸一郎 |
(国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター長) |
特別講演
Brain HealthとMuscle Healthを維持して築く健康長寿社会
11月14日(金)11:10~12:10第1会場(2F 大ホール)
座長: |
三村 將 |
(慶應義塾大学 予防医療センター 特任教授) |
演者: |
荒井 秀典 |
(国立長寿医療研究センター 理事長) |
教育講演
レジェンドによる寺子屋授業〜語り、つながり、受け継ぐ「知と心」〜
セッション要旨
本企画は、我が国における失語症・高次脳機能障害学の黎明期から現在に至るまで、学問と臨床の発展を牽引してこられた「レジェンド」と呼ばれる歴代会長たちが、熱い思いを込めて若い世代に直接語りかける、またとない機会を提供するものです。教科書や論文でしか知らなかった憧れの先生方が一堂に会し、その歩み、診療の哲学、研究の発想、そして人生の選択に至るまで、多彩な語りを通して、高次脳機能障害の魅力や、それに携わる者としての在り方を伝えていただきます。学生や若手医療者にとって、レジェンドの声を「生」で聴き、その場で質問し、対話できることは、知識だけでなく、情熱や志を受け継ぐかけがえのない体験となるでしょう。あのレジェンドに会いたい——。そんな憧れを原動力に、世代を超えた対話が生まれ、学会の未来をより豊かに育む契機となることを目指します。
教育講演1
レジェンドによる寺子屋授業〜語り、つながり、受け継ぐ「知と心」〜
神経文字学の誕生
11月14日(金)9:00~10:00第1会場(2F 大ホール)
座長: |
永井 知代子 |
(帝京平成大学 健康メディカル学部 教授) |
演者: |
岩田 誠 |
(メディカルクリニック柿の木坂 院長) |
教育講演2
レジェンドによる寺子屋授業〜語り、つながり、受け継ぐ「知と心」〜
「失行」と脳梁病変
11月14日(金)10:00~11:00第1会場(2F 大ホール)
座長: |
緑川 晶 |
(中央大学 文学部 学部長/教授) |
演者: |
河村 満 |
(昭和医科大学 医学部 名誉教授) |
教育講演3
レジェンドによる寺子屋授業〜語り、つながり、受け継ぐ「知と心」〜
失語症状のとらえかた
11月14日(金)14:40~15:40第1会場(2F 大ホール)
座長: |
田中 春美 |
(関西電力病院 リハビリテーション部) |
演者: |
松田 実 |
(清山会医療福祉グループ 顧問) |
教育講演4
レジェンドによる寺子屋授業〜語り、つながり、受け継ぐ「知と心」〜
行動神経学の軌跡と展望
11月14日(金)15:50~16:50第1会場(2F 大ホール)
座長: |
西尾 慶之 |
(大阪大学 行動神経学・神経精神医学寄付講座 教授) |
教育講演5
レジェンドによる寺子屋授業〜語り、つながり、受け継ぐ「知と心」〜
失認症
11月15日(土)10:30~11:30第1会場(2F 大ホール)
座長: |
花田 恵介 |
(四條畷学園大学 リハビリテーション学部 教授) |
演者: |
平山 和美 |
(仙台青葉学院大学 リハビリテーション学部 教授) |
教育講演6
レジェンドによる寺子屋授業〜語り、つながり、受け継ぐ「知と心」〜
認知症診療には「心のつながり」を ~認知症診断の心構えとpitfall(落とし穴)~
11月15日(土)11:40~12:40第1会場(2F 大ホール)
演者: |
福井 俊哉 |
(かわさき記念病院 脳神経内科) |
教育講演7
レジェンドによる寺子屋授業〜語り、つながり、受け継ぐ「知と心」〜
抑制障害として前頭葉機能障害を捉える
11月15日(土)14:30~15:30第1会場(2F 大ホール)
座長: |
三村 將 |
(慶應義塾大学 予防医療センター 特任教授) |
演者: |
鹿島 晴雄 |
(慶應義塾大学 医学部 名誉教授/中山病院) |
カレントスピーチ
カレントスピーチ1
高次脳機能障害を見落とさないために~被害者側弁護士の視点から~
11月15日(土)10:30~11:30第4会場(7F 705)
座長: |
大沢 愛子 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科 医長) |
演者: |
古田 兼裕 |
(古田総合法律事務所 代表弁護士) |
カレントスピーチ2
高次脳機能障害者支援法の制定に向けて
11月15日(土)11:40~12:40第4会場(7F 705)
座長: |
吉益 晴夫 |
(埼玉医科大学総合医療センター 神経精神科 教授) |
演者: |
渡邉 修 |
((一社)戸田メディカルケアグループ(TMG) TMG本部 特別顧問) |
海外講演
アフリカケニアの医療事情と生きる事を見つめ直して
11月14日(金)17:10~17:40第2会場(5F 小ホール2)
座長: |
前島 伸一郎 |
(国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター長) |
演者: |
武居 光雄 |
(医療法人光心会諏訪の杜病院 理事長・院長) |
文化講演(ティーサロン)
文化講演1(ティーサロン)
アナザーストーリーズ
ようやく解放されて青春時代の夢を追う-日本の美しい鉄道風景を求めて-
11月14日(金)14:40~15:25第3会場(7F 702-704)
座長: |
中川 佳子 |
(一般社団法人日本高次脳機能学会事務局) |
演者: |
石合 純夫 |
(新さっぽろ脳神経外科病院 名誉院長) |
文化講演2(ティーサロン)
アナザーストーリーズ
脳外科医の探求心が辿り着いた邪馬台国と出雲の国およびヤマト政権の真相
11月14日(金)15:30~16:30第3会場(7F 702-704)
演者: |
濵田 博文 |
(鹿児島大学 名誉教授/日本高次脳機能学会 名誉会員・第35回学術総会 会長/社会医療法人緑泉会 米盛病院リハビリテーション科) |
文化講演3(ティーサロン)
アナザーストーリーズ
温泉は心にも脳にも効果がある―湯けむりに秘められた医学的効果とは―
11月15日(土)10:10~11:10第3会場(7F 702-704)
座長: |
菅原 光晴 |
(清伸会ふじの温泉病院 リハビリテーション課) |
演者: |
前田 眞治 |
(国際医療福祉大学 名誉教授) |
文化講演4(ティーサロン)
アナザーストーリーズ
出雲神話に見える医療の原点―高次脳機能研究の視座から
11月15日(土)11:20~12:20第3会場(7F 702-704)
座長: |
村井 俊哉 |
(京都大学大学院 医学研究科 精神医学 教授) |
演者: |
小林 祥泰 |
(島根大学 医学部 名誉教授) |
シンポジウム
シンポジウム1
失語症のリハビリテーション再考
セッション要旨
日本高次脳機能障害学会の前身である失語症学会の歴史を振り返りつつ、現在の失語症リハビリテーションの最新動向を探ります。本シンポジウムでは、失語症の評価・治療に関する伝統的アプローチと革新的アプローチを融合し、これからのリハビリテーションの方向性を議論します。このシンポジウムを通じて、従来の治療法を踏まえつつ、テクノロジーや多職種連携を取り入れた新たな失語症リハビリテーションの可能性を探ります。
11月14日(金)9:00~10:20第2会場(5F 小ホール2)
座長: |
大槻 美佳 |
(北海道大学大学院 保健科学研究院) |
|
種村 純 |
(びわこリハビリテーション専門職大学 リハビリテーション学部) |
「失語症の長期的変遷から考える言語訓練の在り方について」
演者: |
中川 良尚 |
(江戸川病院 リハビリテーション科) |
「失語症リハビリテーションにおける複合的介入の臨床実践と課題」
演者: |
辰巳 寛 |
(愛知学院大学 健康科学部 健康科学科) |
「術前・術中・術後とシームレスな介入で言語機能を守る覚醒下手術の世界」
演者: |
二村 美也子 |
(福島県立医科大学附属病院 リハビリテーションセンター) |
「ことばの間違いと高次脳機能障害」
演者: |
佐藤 厚 |
(愛知淑徳大学 健康医療科学部 言語聴覚学専攻) |
「失語症者の社会復帰を支える支援」
演者: |
八木 真美 |
(川崎医科大学附属病院 リハビリテーションセンター) |
シンポジウム2
障害の理解を深めるー効果的な高次脳機能リハビリテーションをめざして
セッション要旨
リハビリテーション医療において、複数の職種が協業する現代の医療現場では、高次脳機能や多様な疾患・病態に関する理解が欠かせません。さまざまな高次脳機能障害がリハビリに与える影響を知ることで、治療方針がより的確になり、支援の質も向上します。本シンポジウムを通じて各職種が高次脳機能の知識を深め、現場での効果的なリハビリテーションにつなげることを目指します。
11月14日(金)14:40~16:00第2会場(5F 小ホール2)
座長: |
豊倉 穣 |
(東海大学 医学部 リハビリテーション科学) |
|
近藤 正樹 |
(京都府立医科大学 脳神経内科) |
「高次脳機能障害者支援拠点機関の外来医師の視点から」
演者: |
先崎 章 |
(埼玉県総合リハビリテーションセンター 高次脳機能障害者支援センター/東京福祉大学 社会福祉学部) |
「進行性疾患における高次脳機能障害外来の現状と課題」
演者: |
永井 知代子 |
(帝京平成大学 健康メディカル学部 言語聴覚学科) |
「高次脳機能障害と神経発達症」
演者: |
橋本 圭司 |
(錦海リハビリテーション病院 リハビリテーション科/昭和医科大学藤が丘リハビリテーション病院 リハビリテーション科) |
「高次脳機能障害に対する非侵襲的脳刺激」
演者: |
角田 亘 |
(国際医療福祉大学 医学部 リハビリテーション医学教室) |
シンポジウム3
記憶障害とそのリハビリテーションの現在と未来
セッション要旨
記憶は私たちのアイデンティティや日常生活を支える重要な機能であり、記憶障害によって失われた記憶力をいかに回復し、また新たな生活スキルとして補完していくかが課題となります。本シンポジウムでは、脳の可塑性を活かしたリハビリ手法や、支援者と患者が共に取り組むエビデンスベースのアプローチについて、臨床の第一線で活躍する専門家が多角的に紹介し、効果的なリハビリの在り方を探ります。
11月15日(土)9:00~10:20第1会場(2F 大ホール)
座長: |
月浦 崇 |
(京都大学 人間・環境学研究科 認知・行動・健康科学講座) |
|
緑川 晶 |
(中央大学 文学部) |
「脳卒中後の記憶障害:オーバービュー」
演者: |
石原 健司 |
(旭神経内科リハビリテーション病院 神経内科) |
「外傷性脳損傷と記憶障害」
演者: |
岡﨑 哲也 |
(博愛会病院 リハビリテーション科) |
「覚えてなくても大丈夫?: デジタル技術による認知的サポートの現在地」
演者: |
船山 道隆 |
(足利赤十字病院 神経精神科) |
「作業記憶への介入は記憶リハビリテーションにおける基盤となりうるのか」
指定発言: |
吉村 貴子 |
(京都先端科学大学 健康医療学部 言語聴覚学科) |
「展望記憶の特性を踏まえたリハビリテーション」
指定発言: |
梅田 聡 |
(慶應義塾大学 文学部 心理学研究室) |
シンポジウム4
在宅復帰を目指した高次脳機能障害のリハビリテーション
セッション要旨
本シンポジウムでは、高次脳機能障害患者のケアが始まる急性期から、退院後の在宅生活までを一つの連続した流れとして捉え、評価から治療・再統合までの包括的アプローチを探求します。急性期病棟での早期介入による機能回復のエビデンス、回復期リハビリテーション病棟での多職種連携、さらに在宅復帰後に必要とされるモニタリングと生活環境調整。各ステージで求められる専門職の役割や、ICT・遠隔リハビリなどの最新手法を提示し、患者一人ひとりに寄り添った質の高い継続ケアを実現するための実践知を共有します。
11月15日(土)15:40~17:00第1会場(2F 大ホール)
座長: |
木戸 保秀 |
(松山リハビリテーション病院) |
|
櫻井 靖久 |
(三井記念病院 健康管理科) |
「高次脳機能障害患者診療における急性期病院の役割」
演者: |
稲富 雄一郎 |
(済生会熊本病院 脳神経内科) |
「回復期リハ病棟における評価・介入の実際や、その後の在宅復帰を見据えた診療連携の視点」
演者: |
渡邉 誠 |
(藤田医科大学七栗記念病院 リハビリテーション部門) |
「当院における高次脳機能障害への遠隔リハビリテーションの経験」
演者: |
青木 重陽 |
(神奈川リハビリテーション病院 リハビリテーション科) |
「高次脳機能障害と自動車運転支援」
演者: |
加藤 徳明 |
(社会医療法人陽明会 小波瀬病院 リハビリテーション科/産業医科大学 リハビリテーション医学講座) |
「高次脳機能障害のある方の退院後のリハビリテーション」
演者: |
深津 玲子 |
(国立障害者リハビリテーションセンター 脳神経内科) |
公益財団法人在宅医療助成 勇美記念財団の助成による
パネルディスカッション
指導者必見!どうして伝える高次脳機能の魅力
セッション要旨
近年、研究離れや働き方改革の影響で、若手の関心を高めることが課題となっています。高次脳機能の理解は医療、教育、福祉の発展に大きく貢献する重要な分野です。本パネルディスカッションでは、若手が情熱を持って学び、成長できる環境づくりについて、リハビリテーションに関わる療法士、医師、学生を指導する立場の先生から報告していただきます。
11月14日(金)10:30~12:00第4会場(7F 705)
座長: |
鈴木 匡子 |
(東北医科薬科大学病院 高次脳機能障害支援センター、山形県高次脳機能障がい者支援センタ―) |
|
椿原 彰夫 |
(川崎医療福祉大学) |
「高次脳機能障害学の世界へようこそ-わかる高次脳機能障害学の工夫」
演者: |
太田 信子 |
(川崎医療福祉大学 リハビリテーション学部 言語聴覚療法学科) |
「臨床現場はわからないことだらけ!だったら知っている人に訊く!!」
演者: |
高岩 亜輝子 |
(九州大学大学院 医学研究院 神経内科 ブレインセンター/広島大学大学院 医系科学研究科) |
「若いOTの発表意欲を高めるためには?~私の体験談から思うこと~」
演者: |
種村 留美 |
(関西医科大学 リハビリテーション学部) |
「医師に高次脳機能を学んでもらうには?」
演者: |
鈴木 匡子 |
(東北医科薬科大学病院高次脳機能障害支援センター/山形県高次脳機能障がい者支援センター) |
ワークショップ
臨床神経心理士とは~私たち役に立ってるよ!~
セッション要旨
資格制度創設から4年を経て、臨床神経心理士の現場での活躍や資格取得による変化を振り返り、本音での議論を行います。臨床神経心理士試験の合格した資格取得が日々の臨床活動にどう貢献しているか、また職場や患者にどのような影響を与えているかを、さまざまな現場から具体的なエピソードとともに共有していただきます。このワークショップを通して、臨床神経心理士の役割や課題を再確認し、今後の展望を考える機会にしたいと思います。
11月14日(金)16:10~17:30第4会場(7F 705)
座長: |
橋本 衛 |
(近畿大学 医学部 精神神経科学教室) |
|
小森 憲治郎 |
(愛媛県認知症疾患医療センター 十全ユリノキ病院 医療福祉相談室) |
「臨床神経心理士がチーム・ビルディングをする」
演者: |
穴水 幸子 |
(NHO栃木医療センター 精神科/東京都立大学 人文社会学部) |
「認知症疾患医療センターで働く作業療法士の力の見せどころ」
演者: |
植田 郁恵 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科部) |
「進行性疾患から小児、もやもや病まで!多様なフィールドでのSTの“高次脳”支援」
演者: |
宮﨑 彰子 |
(川崎医科大学附属病院 リハビリテーションセンター) |
「公認心理師の立場から考える臨床神経心理士」
演者: |
菅 寛子 |
(医療法人三星会 かわさき記念病院 認知症疾患医療センター) |
基礎から学ぶシリーズ
基礎から学ぶシリーズ:レクチャー
今さら聞けない脳疾患〜病態の理解と対応~
セッション要旨
医療系大学や専門学校では学びきれない、脳疾患の病態とリハビリテーションの実際について、若手セラピストが知るべき「現場のリアル」に迫る講座です。経験を積んだ専門医が、脳卒中や頭部外傷、脳腫瘍などの病態と治療について、最前線で活躍されている臨床医が現場での生々しいケースを交えながら解説します。若手セラピストが日々のリハビリを自信を持ってできるよう、質問や討論の機会を通じて実践的なスキルの習得を目指します。
11月14日(金)10:30~11:50第3会場(7F 702-704)
座長: |
西林 宏起 |
(国立病院機構南和歌山医療センター 脳神経外科) |
|
前澤 聡 |
(国立病院機構名古屋医療センター 脳神経外科) |
「今さら聞けない脳疾患 ~病態の理解と対応~ 脳出血編」
演者: |
中井 康雄 |
(和歌山県立医科大学 脳神経外科) |
「脳血管内治療後急性期リハビリテーションにおける留意事項」
演者: |
山根 文孝 |
(国際医療福祉大学熱海病院 脳神経外科) |
「脳外傷の病態 -高次脳機能障害を惹起しやすい脳挫傷とびまん性軸索損傷を中心に-」
演者: |
中 大輔 |
(日本赤十字社和歌山医療センター 救急科・集中治療部) |
「リハビリテーションに活かす脳腫瘍の知識-腫瘍を見極めて可塑性を引き出す-」
演者: |
藤井 正純 |
(福島県立医科大学 医学部 脳神経外科学講座) |
基礎から学ぶシリーズ:ワークショップ
高次脳機能リハビリテーションを支えるチーム連携
セッション要旨
高次脳機能障害の診療・支援においては、多職種の専門的な知識・技術・倫理観が密接に関わります。本セッションでは、脳神経外科、精神科、リハビリテーション科などの若手専門医や、臨床神経心理士の資格を取得した作業療法士・言語聴覚士など、実際に資格取得に至る過程を経験した若い先生方にご登壇いただき、それぞれの立場から、資格取得までに求められた学習・臨床経験と直面した困難や成長の契機、高次脳機能に関わる専門職としての責任や姿勢について語っていただき、多職種で「高次脳機能障害とどう向き合うか」を再考する場とします。
11月15日(土)9:00~10:20第4会場(7F 705)
座長: |
平岡 崇 |
(川崎医科大学 リハビリテーション医学教室) |
|
伊藤 直樹 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科部) |
「脳神経外科領域における高次脳機能障害」
演者: |
前島 一偉 |
(日本赤十字社和歌山医療センター 脳神経外科) |
「失語症者の意思決定支援について」
演者: |
神里 千瑛 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科) |
「高次脳機能リハビリテーションを支えるチーム連携 -精神科医の立場から-」
演者: |
三村 悠 |
(慶應義塾大学 医学部 精神・神経科学教室) |
「高次脳機能障害とどう向き合うか〜言語聴覚士の立場から〜」
演者: |
山路 千明 |
(藤田医科大学七栗記念病院 リハビリテーション科) |
「「わからない」が続くから、おもしろい」
演者: |
早川 裕子 |
(横浜市立脳卒中・神経脊椎センター リハビリテーション部) |
クロストーク
新しい高次脳のリーダーズ:密談クロストーク〜高次脳機能領域の未来を描こう~
セッション要旨
本セッションは、高次脳機能領域の未来を切り拓く若手リーダーたちと会場のオーディエンスが一体となり、臨床・研究・教育、そして学会のこれからについて、率直かつ建設的に語り合うクロストーク企画です。多職種・多分野にわたる演者たちが、それぞれの現場で感じている課題意識や展望を出発点に、未来に向けた具体的なアクションや連携のあり方を議論します。セッション後半では、会場からの意見・質問も積極的に取り入れながら、聴衆との双方向の対話を通じて「高次脳機能領域の未来地図」を共に描く場とします。参加者全員が「当事者」として、高次脳機能のフィールドを自分たちの手で進化させていく覚悟と希望を共有する、熱量の高いセッションを目指します。
11月15日(土)15:40~17:00第2会場(5F 小ホール2)
司会: |
船山 道隆 |
(足利赤十字病院 神経精神科) |
|
大沢 愛子 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科) |
演者: |
上田 敬太 |
(京都光華女子大学 看護福祉リハビリテーション学部 福祉リハビリテーション学科言語聴覚専攻) |
|
高倉 祐樹 |
(北海道ことばのリハビリ相談室) |
|
西尾 慶之 |
(大阪大学大学院 行動神経学・神経精神医学寄附講座) |
|
船山 道隆 |
(足利赤十字病院 神経精神科) |
|
大沢 愛子 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科) |
編集委員会共催セミナー
知っておきたい論文の書き方講座
11月14日(金)10:30~11:30第2会場(5F 小ホール2)
演者: |
小林 俊輔 |
(帝京大学 医学部 脳神経内科 教授) |
利益相反・倫理委員会共催セミナー
知っておきたい研究倫理ならびに利益相反(COI: Conflict of Interest)の考え方
11月15日(土)11:20~12:20第2会場(5F 小ホール2)
座長: |
中川 賀嗣 |
(北海道医療大学 リハビリテーション科学部 教授) |
演者: |
平岡 崇 |
(川崎医科大学 リハビリテーション医学教室 教授) |
広報委員会共催セミナー
高次脳機能障害に対する障害者手帳の書き方
11月15日(土)14:30~15:00第2会場(5F 小ホール2)
座長: |
平岡 崇 |
(川崎医科大学 リハビリテーション医学教室 教授) |
演者: |
大沢 愛子 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科 医長) |
AMED特別シンポジウム
遊んで学ぶ!eSportsの社会実装
セッション要旨
本シンポジウムは、日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けて進められている最新の研究成果を広く共有し、認知症および軽度認知障害(MCI)に対する新たなアプローチの可能性を探ることを目的としています。現在、大沢班では、eスポーツやタブレット端末などの電子機器を活用し、「認知」「身体」「社会性」を複合的に刺激するデジタルヘルスプログラムの実施可能性とその効果検証に取り組んでいます。これまでの医療やリハビリの枠を超えたアプローチは、高齢者のQOL(生活の質)の向上、孤立の予防、疾患の進行抑制といった多面的な価値を持ち得るものです。本シンポジウムでは、当該プロジェクトを中心に、AMEDが支援する他の認知症関連研究についても紹介しながら、テクノロジーと人のつながりが生み出す「支援の未来」について、議論を深めていきます。
11月14日(金)14:40~16:00第4会場(7F 705)
座長: |
古和 久朋 |
(神戸大学大学院 保健学研究科) |
|
大沢 愛子 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科) |
「認知症、および軽度認知障害の人に対する非薬物的介入の社会実装への期待」
演者: |
數井 裕光 |
(高知大学 医学部 神経精神科学講座) |
「認知症共生社会の実現を目指すための他者交流多因子ヘルスケアサービスの社会実装研究の概要」
演者: |
伊藤 直樹 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科部) |
「地域高齢者と学生の電子機器(含,eスポーツ)を介した交流がもたらす効果」
演者: |
木林 勉 |
(金城大学大学院 総合リハビリテーション学研究科) |
「軽度認知障害または認知症の人に対する電子機器を用いた複合介入の効果検証」
演者: |
神谷 正樹 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科部) |
長寿研特別シンポジウム
超高齢社会における高齢者医療の最前線~認知症・フレイル・嚥下障害をどう支えるか~
セッション要旨
本邦は世界でも類を見ない超高齢社会を迎え、高齢者医療の課題はますます複雑化しています。認知症、フレイル、嚥下障害などの加齢に伴う機能低下は、高齢者のQOLや自立度に大きな影響を与えるとともに、医療・介護の現場においても深刻な問題となっています。本シンポジウムでは、高齢者医療の最前線で活躍する専門家を招き、認知症を中心にフレイルや嚥下障害を含めた包括的なケアと介入の最新知見を共有し、今後の高齢者医療のあり方について議論します。
11月15日(土)15:40~17:00第4会場(7F 705)
座長: |
長田 乾 |
(横浜総合病院 臨床研究センター) |
|
佐藤 正之 |
(国立長寿医療研究センター もの忘れセンター) |
「認知症の人と家族をどう支えるか」
演者: |
武田 章敬 |
(国立長寿医療研究センター もの忘れセンター) |
「フレイルを軸とした高齢者への新たな取り組み」
演者: |
赤津 裕康 |
(国立長寿医療研究センター ロコモフレイルセンター) |
「高齢者の摂食嚥下障害」
演者: |
加賀谷 斉 |
(国立長寿医療研究センター 摂食嚥下・排泄センター) |
「運動による認知症への対応:コグニサイズ」
演者: |
島田 裕之 |
(国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター) |
ランチョンセミナー
ランチョンセミナー1
抗アミロイドβ抗体療法をタイムリーに届けるために
11月14日(金)12:30~13:20第1会場(2F 大ホール)
座長: |
大沢 愛子 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科 医長) |
演者: |
古和 久朋 |
(神戸大学大学院 保健学研究科 リハビリテーション科学領域 教授) |
共催:エーザイ株式会社/
バイオジェン・ジャパン株式会社
ランチョンセミナー2
アルツハイマー病治療の最前線〜抗アミロイドβ抗体治療薬〜
11月14日(金)12:30~13:20第2会場(5F 小ホール2)
座長: |
前島 伸一郎 |
(国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター長) |
演者: |
武地 一 |
(藤田医科大学 医学部 認知症・高齢診療科 教授) |
共催:日本イーライリリー株式会社
ランチョンセミナー3
認知症治療の再考~非薬物療法から薬物療法まで~
11月15日(土)12:40~13:30第2会場(5F 小ホール2)
座長: |
長田 乾 |
(横浜総合病院 臨床研究センター センター長) |
演者: |
佐藤 正之 |
(国立長寿医療研究センター もの忘れセンター) |
共催:興和株式会社
ランチョンセミナー4
認知症の行動・心理症状に対する包括的治療
11月15日(土)12:40~13:30第3会場(7F 702-704)
座長: |
小野 賢二郎 |
(金沢大学 医薬保健研究域医学系 脳神経内科学 教授) |
演者: |
數井 裕光 |
(高知大学 医学部 神経精神科学講座 教授) |
共催:大塚製薬株式会社
イブニングセミナー
ここまで見える!日常臨床における認知症画像診断の最前線
11月14日(金)16:10~17:00第2会場(5F 小ホール2)
座長: |
大沢 愛子 |
(国立長寿医療研究センター リハビリテーション科 医長) |
演者: |
櫻井 圭太 |
(独立行政法人国立病院機構 東名古屋病院 放射線科 統括診療部 放射線部長) |
共催:PDRファーマ株式会社