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第87回日本循環器学会学術集会 (JCS2023)
会長 筒井 裕之
九州大学大学院医学研究院 循環器内科学 教授 |
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2023年3月10日(金)〜12日(日)、福岡市にて第87回日本循環器学会学術集会(JCS2023)を開催させていただくこととなりました。
COVID-19の流行はいまだ完全な収束にはいたらず、日本循環器学会会員の皆様の診療・研究・教育および日常生活に大きな影響を及ぼしています。日本循環器学会学術集会も2020年、2021年、2022年の3回にわたり完全オンライン開催、またはオンラインが中心の開催となり、学会員の交流の場が大きく制限されてきました。特に、次世代を担う若手の交流が失われることによる長期的な影響が懸念されます。今回の学術集会では、一部はWEBでの配信が必要であると考えておりますが、福岡国際会議場、福岡サンパレス、マリンメッセ福岡にて現地開催により対面での発表と議論の機会として準備をすすめております。
JCS2023のテーマは、「New Challenge with Next Generation」といたしました。「Next generation」とは、これからの循環器病学を担う次世代の医師、研究者、メディカルスタッフを含めた多様な人材のことであり、また同時に、循環器病診療および研究を支える次世代のテクノロジーも意味します。人と技術の発展はともに次世代の新たな潮流に必要不可欠であり、これからの循環器分野の成長には、大胆で柔軟な発想と推進力をもって、この分野の発展をすすめていく必要があります。JCS2023がそのような多様性を生かした人材育成とネットワークづくり、知と技術の発展と拡大の一助になればと強く願っております。
美甘レクチャーはDouglas L. Mann先生(Cardiovascular Division, Washington University School of Medicine, Missouri, USA)、真下記念講演は中村 祐輔先生(がん研究会 がんプレシジョン医療研究センター)にご講演いただきます。また、特別講演としてロバート キャンベル先生(日本文学研究者、早稲田大学特命教授) にご講演いただきます。
会員の皆様、特に次世代を担う医師、研究者、メディカルスタッフの方々には、福岡の学会場にて参加いただき、世代・職種を超えた議論の輪をつくり、未来のために何ができるかを共に語らいましょう。2023年3月に皆様と直接お目にかかることができるよう鋭意準備を進めております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。 |
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