世界的に、医療従事者の放射線被ばくに対する関心が高まっています。特に職業被ばくによる白内障が注目されており、本邦でも令和3年4月の法改正によって水晶体の等価線量限度が引き下げられました。また、脳血管内治療や脊椎手術を行う脳外科医の手指の皮膚障害にも、従来以上に強い関心が寄せられています。
現在、「医療従事者の白内障と皮膚障害に関する研究プロジェクト(量研機構・金沢医科大学・東北大学ほか)」が進行しています。このたびJSNET放射線防護委員会による大会特別企画として「脳血管内治療医の職業被ばく検診」を実施する運びとなりました。検診内容は、水晶体混濁検査・眼屈折検査・視力検査・視野検査・眼圧検査・眼底検査・手指皮膚検査で、被ばくに関連する問診を含めて所要時間は40分程度を予定しております。期間中は、医師・看護師・診療放射線技師・出展企業関係者など、職種や被ばく歴を問わず、すべての学会関係者を対象に無料で検診を実施しますので、ご自身の眼と手の健康管理のためにも是非ご利用ください。
過去(JSNET2020、JSNET2021、IVR学会2022等)に受診された方も大歓迎です。
11月13日(木)9:00〜17:00(最終受付16:30)
11月14日(金)9:00〜17:00(最終受付16:30)
大阪国際会議場8F 801+802
こちらからご予約下さい。
飛び入りも歓迎しますので、直接会場にお越し下さい。
JSNET放射線防護委員会 田上秀一
© 2024 The 41st Annual Meeting of the Japanese Society for Neuroendovascular Therapy