第65回日本核医学会学術総会/第45回日本核医学技術学会総会学術大会

ご挨拶/第65回日本核医学会学術総会

第65回日本核医学会学術総会
会長 大野 和子
(京都医療科学大学 医療科学部 放射線技術学科)

 第65回日本核医学会学術総会を、2025年11月13日~15日の3日間、京都みやこめっせ において開催させていただきます。例年通り第45回日本核医学技術学会総会学術大会と共同開催し、日本医療機器工業会の展示会場も併催いたします。

 新型コロナウィルスの感染を経験し、私たちは学会場での会員同士の他愛のない“立ち話”が研究のシーズの宝庫であったことに改めて気づかされました。今年の会場はアクセスのよい京都の中心地、世界中の人々があこがれる寺社に囲まれた場所にあります。ぜひ会場までお越しください。

 第65回学術総会では 「結像と勧象」核医学と人の未来 の大会テーマを具体化するために、薬学、化学、工学系の学会とも垣根を越えたコラボレーションを図り、今まさに診断と治療を大きく変え、医学・薬学をリードしようとしている核医学診療を中心とした新たな診療体系を創造する場にしたいと考えています。また、新たに核医学診療への参加を考えている若者がエキスパートと気楽に交流する場所を毎日設ける予定です。プログラム委員会のご尽力により多彩な企画をご用意させていただきましたが、特に、IEEE(*)との共同シンポジウムと講演プログラム、日本磁気共鳴医学会とのPET-MRIの共同シンポジウム、IVRによる放射性医薬品の利用に関するワークショップにはご参加いただきたいと考えています。

 なお、会場の運営では、第45回日本核医学技術学会総会学術大会の大会長を務める太田三恵子先生ともご相談し、サステナビリティを重視しています。

 多くの会員の皆様にご満足いただける学術集会を企画し錦秋の京都でお待ちしております。(会長の京都紹介コーナーからも情報を発信しています)

Nuclear Science Symposium, Medical Imaging Conference, and Room Temperature Semiconductor Detectors Symposium 2025 (2025 IEEE NSS MIC RTSD)