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ニュースレター Vol.4
Vol. 04(2022.05.24)
シンポジウム17 6月3日(金) 10:10~ 第3会場
『胎児期環境・小児期が与える将来の老化』
胎児期・小児期よりすでに加齢性の変化は始まっています。したがって胎児環境や小児期の生活習慣は将来の老化に影響を及ぼします。目前の高齢者の病気とは少し異なった視点で、ライフコースを遡って加齢を見直してみましょう。
シンポジウム18 6月3日(金) 10:10~ 第4会場
『フレイル、サルコペニアのバイオマーカー』
フレイルは食事や運動、薬物介入によって可逆的に健常な状態に回復できます。フレイル・サルコペニアの病態から何がバイオマーカーとなり得るのか?基礎、臨床の最新の知見とフレイル予防の展望をご紹介いただきます。
シンポジウム19 6月3日(金) 12:55~ 第1会場
『領域横断的なフレイル・ロコモ対策の推進』
介護が必要になる原因は生活習慣病、運動器疾患、知機能低下や高齢での衰弱などあげられ、フレイルやロコモティブシンドローム(ロコモ)はこれらの状態に関連あるいは先行する状態になります。令和 4 年4月には日本医学会連合において,「フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言」が採択されました。これまで、そしてこれからのフレイル・ロコモ克服への対策をご紹介いただきます。
シンポジウム20 6月3日(金) 12:55~ 第3会場
『どうする?ケアチームによる入院患者の認知症・せん妄対策』
入院患者におけるせん妄は治療継続の妨げになります。多職種連携による包括的なチームアプローチによる発症リスクのスクリーニングと発症予防、対処、合併症へのケアという、せん妄ケアの過程を大学病院や市中病院での実例を紹介していただきます。明日から使用できる、せん妄ケアの情報を解説していただけます。
シンポジウム21 6月3日(金) 12:55~ 第4会場
『高齢者の腎臓病治療の最前線』
慢性維持透析患者は 70 歳以上の患者数の増加により年々増加しています。透析導入の原疾患は糖尿病性腎症、腎硬化症、慢性糸球体腎炎が主になります。糖尿病性腎症の重症化予防、腎不全になった際の療法選択における意思決定支援、腎代替療法の現状と高齢透析患者の予後など、腎臓治療の最前線を様々な角度からご紹介していただきます。
シンポジウム22 6月3日(金) 14:35~ 第3会場
『ウロフレイルの研究と診療の最前線』
ウロフレイルは加齢に伴う身体・精神的な変化や泌尿生殖器機能の低下から派生するさまざまな障害を示す概念です。低テストステロン血症から生じる筋力低下や尿失禁などの排尿障害から派生する転倒,尿路感染症,皮膚トラブル,心理社会的影響など総合的に介入することでフレイルへ,延いては要介護状態への予防につながります。ウロフレイルの概念から私たちに考えるべきことをご紹介していただきます。
シンポジウム23 6月3日(金) 14:35~ 第4会場
『高齢者糖尿病治療目標が策定されて6年の進歩』
「高齢者糖尿病診療ガイドライン」が発表され、カテゴリーに分かれた糖尿病治療目標が設定されるようになりました。糖尿病はフレイル・サルコペニアとの関連が明らかとなり,従来の糖尿病の食事療法・運動療法に加えて高齢者糖尿病を対象とした食事療法・運動療法が重要です。また近年の様々な新しい糖尿病治療薬の開発とともにアドヒアランスに問題のある高齢者糖尿病に治療法も進歩しています。高齢者の糖尿病治療の現状の課題と今後の展望について解説していただきます。
シンポジウム24 6月3日(金) 15:35~ 第1会場
『在宅医療の役割を徹底討論』
在宅医療では退院支援から日常の療養支援,急変時の対応,看取りまで高齢者を包括的に支援します。在宅医療を受ける高齢者は病態や生活状況、人生観も多様です。在宅医療において多職種協働を基本として,高齢者の一人ひとりの生き方に配慮しながら,健康と生活を支援する上で看護師、理学療法士、社会福祉士・精神保健福祉士、医師の立場からのその現状、問題点、さらには展望についての意見をご紹介いただきます。
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© 第64回 日本老年医学会学術集会. All Rights Reserved.
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