「アイデア善用 ―手作りのリハビリテーション医療―」
“あなたのアイデア教えてくださいコンテスト”

アイデア善用コンテスト企画
結果発表!

アイデア善用コンテストへのたくさんのご投票、誠にありがとうございました。
このたび、会長特別賞ならびに投票結果に基づく最優秀賞を含む
トップ10作品が決定しました!

引き続きMICEnaviではエントリー作品の動画を公開しております。
素晴らしいアイデアの数々をぜひご覧ください。

会長特別賞

エントリーNo.22

自力排便誘導用特殊便座

社会医療法人北斗 十勝リハビリテーションセンター

最優秀賞

エントリーNo.8

とろみ水を凍らせた『とろみシャーベット』

浜松市リハビリテーション病院

同得票数2位

エントリーNo.1

3Dプリンター×食具 (3Dプリントスプーン・3Dプリントフォーク・3Dプリント箸)

富山県リハビリテーション病院・こども支援センター 整形外科

エントリーNo.10

脳卒中患者の歩行およびステップ練習中に膝屈曲角度を電子音で知らせるバイオフィードバックセンサ

新潟医療福祉大学 リハビリテーション学部 義肢装具自立支援学科

4位

エントリーNo.23

ポータブルエルゴ

和歌山県立医科大学 リハビリテーション科

同得票数5位

エントリーNo.3

旧世紀の三角巾に代わる21世紀の肩スリング

三萩野病院 整形外科

エントリーNo.17

色々な手の特徴のある子どもたちも吹ける「スライドリコーダー」

東京大学医学部附属病院 リハビリテーション科

エントリーNo.32

お!にぎり

社会医療法人北斗 十勝リハビリテーションセンター

8位

エントリーNo.12

シリコン製足趾隔壁付きインヒビターバー

昭和大学リハビリテーション医学講座

9位

エントリーNo.36

車輪付き義足足部 “Wheel Foot”

パシフィックサプライ株式会社/川村義肢株式会社

10位

エントリーNo.5

酒石酸ネブライザー:不顕性誤嚥患者の誤嚥物を喀出する方法

岐阜大学病院脳神経内科/浜松市リハビリテーション病院リハビリテーション科

最終エントリー全36作品

エントリーNo.1

3Dプリンター×食具
(3Dプリントスプーン・3Dプリントフォーク・3Dプリント箸)

応募代表者ご所属:
富山県リハビリテーション病院・こども支援センター 整形外科

魅力紹介
上肢機能障害者にとって、3Dプリンターによる食具や箸のカスタマイズは画期的です。太さ・角度・重量の調整やズレ防止機構により、使いやすさと動作の安定性が飛躍的に向上します。市販品では実現できない個別対応が可能であり、リハビリテーション医療において大きな可能性を秘めています。

エントリーNo.2

3Dプリンター×文具
(3Dプリントペンホルダー・3Dプリントスティック型はさみ)

応募代表者ご所属:
富山県リハビリテーション病院・こども支援センター 整形外科

魅力紹介
上肢機能障害者向けに、書字や切る動作を支援するペンホルダーとハサミの改良パーツを3Dプリンターで開発。重量調整や安定性向上に加え、市販品にはない構造で、書きやすさ・切りやすさが大幅に改善しました。コストも市販品の1/10以下と経済的で、日常生活の自立を強力にサポートできます。

エントリーNo.3

旧世紀の三角巾に代わる21世紀の肩スリング

応募代表者ご所属:
三萩野病院 整形外科

魅力紹介
従来の三角巾の欠点である快適性や審美性を改善し、肩や首への負担を軽減した新しい肩装具を開発。段階的改良により、安定した支持を実現しつつ上肢の単振り子運動を可能にしました。簡便で脱落しにくく、日常生活への適応性も高い進化型装具です。

エントリーNo.4

腸管運動(胃排出能、大腸通過時間) 評価用「バリウム・ボール」

応募代表者ご所属:
松江生協病院 リハビリテーション科
(島根大学リハビリテーション医学講座)

魅力紹介
従来のX線不透過マーカーは高価かつ胃瘻カテーテル非対応でしたが、この「バリウム・ボール」は安価で柔軟、様々なカテーテルを通過します。注射針で直径調整でき、小児から成人まで幅広く利用可能。既存法に比べ多くの利点があり、腸の動きの評価に貢献します。

エントリーNo.5

酒石酸ネブライザー:不顕性誤嚥患者の誤嚥物を喀出する方法

応募代表者ご所属:
岐阜大学病院脳神経内科
浜松市リハビリテーション病院リハビリテーション科

魅力紹介
酒石酸ネブライザーは、吸引では届かない末梢気道の誤嚥物や痰の喀出に有用な画期的なアイテムです。身近な食用酢や霧吹きでも代用可能で、安全性が高く誰でも簡単に使用できるので患者・医療者双方の負担を軽減できます。携帯型ネブライザーを使えば持ち運びも容易で、日々の摂食嚥下リハビリテーション治療の幅が広がること間違いなしです。

エントリーNo.6

簡易で安価な膀胱造影検査装置

応募代表者ご所属:
社会医療法人愛仁会 愛仁会リハビリテーション病院 診療部

魅力紹介
神経因性膀胱の病態を把握のために必要な透視下尿流動態検査は、非常に高額のためどこでも使用できません。しかし、この膀胱機能検査装置を用いれば、リハビリテーション科医にて評価でき、かつ低コストです。排尿障害のリハビリテーション診療において、このアイデアはとっても有用です。

エントリーNo.7

病棟訓練実施計画表とスタンプカード

応募代表者ご所属:
岐阜清流病院リハビリテーション科

魅力紹介
病棟での訓練は、とくに回復期リハビリテーション治療において有用です。このアイデアは、身近な材料で作成可能な病棟訓練計画表とスタンプカードを用います。計画表で目標を明確化しスタンプカードで達成感を促すことで、患者のモチベーション向上を図るとともに、多職種が訓練内容や進捗を共有できるため円滑なサポートをあと押しします。

エントリーNo.8

とろみ水を凍らせた『とろみシャーベット』

応募代表者ご所属:
浜松市リハビリテーション病院

魅力紹介
とろみシャーベットは、摂食嚥下障害患者の口腔機能訓練に有効です。咀嚼運動から嚥下反射までの一連パターン運動を促し、噛み応えのある触感や冷たい温度刺激などの感覚刺激で覚醒作用を高めます。また、溶けてもとろみ水に戻るため誤嚥リスクが低く、安全に訓練できます。摂食嚥下リハビリテーション治療の幅が広がること間違いなしです。

エントリーNo.9

Lボード

応募代表者ご所属:
和歌山県立医科大学病院 リハビリテーション科

魅力紹介
早期離床はリハビリテーション治療において重要な課題ですが、特に背面の熱傷や褥瘡などの皮膚障害のある患者では遅れることがあります。このLボードは、臥床状態のまま離床を可能にすることで、剪断力などを回避し下肢への負担を軽減できるため、安静度制限のある患者の離床を支援する有用なツールです。材料はホームセンターで入手可能で簡単に真似できる魅力があります。

エントリーNo.10

脳卒中患者の歩行およびステップ練習中に膝屈曲角度を電子音で知らせるバイオフィードバックセンサ

応募代表者ご所属:
新潟医療福祉大学 リハビリテーション学部
義肢装具自立支援学科

魅力紹介
このバイオフィードバックセンサは、科学的根拠に基づいた歩行訓練中の音によるフィードバックを可能にします。歩行訓練中などの膝屈曲角度を電子音でリアルタイムにフィードバックすることで、正常な角度とのずれを患者と療法士が即座に把握できます。これにより、より安全で有効な歩行およびステップ訓練を目指します。

エントリーNo.11

ユニットから構成され、交換が容易で調整範囲が広く機能部品を組み替えられる車椅子“ヘパイストス”

応募代表者ご所属:
東京大学附属病院 リハビリテーション科

魅力紹介
この車椅子は、シート、フットサポート、フレームの3つのユニットを簡単に交換・調整できるため、サイズ調整はもちろん、使用者に合わせた最適な姿勢保持や移動・駆動特性を実現します。多様な病状や体躯の違いに柔軟に対応し、短期間で個別にフィットする設定が可能なので、即日からの自力移動が目指せます。個々のニーズに寄り添うこの革新的な車椅子で、自由な移動と豊かな生活をサポートします。

エントリーNo.12

シリコン製足趾隔壁付きインヒビターバー

応募代表者ご所属:
昭和大学リハビリテーション医学講座

魅力紹介
Claw toeは歩行困難の原因としてリハビリテーション診療においてよく遭遇します。このシリコン製足趾隔壁付きインヒビターバーは、長趾屈筋による足趾の屈曲と内転を強力に抑制することでclaw toeの予防に効果的です。また、五本指靴下の採用により、装着時に足趾を一本ずつ伸展させるため、患者自身の足への意識を高めることができます。

エントリーNo.13

SIM評価表 ひまわり版

応募代表者ご所属:
京都府社会福祉事業団京都府立心身障害者福祉センター附属
リハビリテーション病院

魅力紹介
SIM(社会生活の自立度評価指標)は社会生活場面のFIMとも言えます。このアイデアは、高次脳機能障害の通所型生活訓練事業所において、支援効果とエビデンスを客観的に示すため、また対象者の評価を数値化することに不慣れな職種でも運用できるように工夫されました。特別なスキルは不要で、生活場面の変化を文章記録と得点変化で明確化することで、当事者、家族と多職種とでのSIM情報の共有を可能にします。

エントリーNo.14

当院における3Dプリンタースプリントの紹介

応募代表者ご所属:
鳥取大学医学部附属病院 リハビリテーション科

魅力紹介
スプリントの作成は工程数の多さから時に時間を要していました。3Dプリンターを用いることで、短時間での作成を可能にします。また、手書きで作成したスプリントの型紙はデータ化され再利用可能となり(3DCAD)、未経験者にも扱いやすくなります。また、従来のスプリントによる圧迫感を軽減したり、強度を高めたり、加熱成形で個々の手にフィットさせるような工夫も可能です。

エントリーNo.15

弾性包帯を利用したADL(模擬動作)訓練

応募代表者ご所属:
京都府立医科大学 リハビリテーション科

魅力紹介
これは、手軽に利用できるADL訓練の方法です。上衣、下衣の着脱、トイレ動作、洗体動作、浴槽またぎ練習などの動作は、人目の多いリハビリテーション訓練室などで実際に実施することが難しい場合があります。そんな場合でも、この方法を用いれば、模擬動作として練習可能です。脳血管疾患や呼吸器疾患の患者に対するADL訓練において有用です。

エントリーNo.16

通園給食の工夫

応募代表者ご所属:
京都府社会福祉事業団京都府立心身障害者福祉センター附属
リハビリテーション病院

魅力紹介
これは、食事の選択肢が少ないお子さんと家族を支援する取り組みです。摂食嚥下障害や偏食に対応した可愛らしい見た目と分かりやすい表示のペースト・ソフト食を提供し、楽しい食事の場を作ります。リクエストメニューの採用で会話と笑顔を増やし、家庭での調理支援としてレシピ配布や実習、試食会を行い、食事作りをサポートします。

エントリーNo.17

色々な手の特徴のある子どもたちも吹ける「スライドリコーダー」

応募代表者ご所属:
東京大学医学部附属病院 リハビリテーション科

魅力紹介
スライドリコーダーは、スライド操作で容易に音階が出せるため、指の操作が難しい方も演奏可能です。唄口の選択や工夫で片手演奏にも対応。2オクターブの音域と高音域の切り替え、胸受けや足部管で多様な演奏スタイルに対応します。上肢障害、不器用、知的・発達障害のある子どもたちが、通常のリコーダーが難しい場合でも音楽授業に参加し、共に演奏する機会を提供します。

エントリーNo.18

サリドマイドラえもん 四次元ポケットの中身

応募代表者ご所属:
国立国際医療センター リハビリテーション科

魅力紹介
平均年齢60歳を超えるサリドマイド胎芽症の方々の生活を支えるため、作業療法士が考案した自助具や工夫を紹介します。加齢による新たな困難を克服する、100円ショップや既製品を活用したアイデア満載の展示です。

エントリーNo.19

グリップボール 「ぐりまる」

応募代表者ご所属:
神奈川県総合リハビリテーションセンター

魅力紹介
グリップボール「ぐりまる」は、3Dプリンター製の食事用補助具で、カラトリーや自助具に装着することで把持を安定させ、食事動作を楽にします。4サイズ展開で手の大きさに合わせられ、取り外して洗えるため衛生的。3Dデータ修正で角度や大きさの個別調整も可能で、あらゆる方に適応します。

エントリーNo.20

フットンカモーン

応募代表者ご所属:
京都山城総合医療センター リハビリテーション科

魅力紹介
脳血管障害後の片麻痺で、体動により布団がずれ落ちやすい患者向けに非麻痺側で手繰り寄せる自助具を開発しました。これにより、患者自身で布団を掛け直せるようになり患者の自立を促進でき、ナースコールの頻度が減少するためスタッフの負担軽減に貢献します。安価かつ容易に作成できるのも魅力です。

エントリーNo.21

かんたん後脛骨筋注射ガイド(針先にまだ眼が付いていない人のために)

応募代表者ご所属:
吉備高原医療リハビリテーションセンター

魅力紹介
後脛骨筋注射は、脛骨背側から腓骨への穿刺が必要で、姿勢や経験により難易度が高く、エコー下でも針の方向や深度把握に不安が残ることはよくあります。そこで、解剖学的特徴に基づいた分かりやすいガイドとその使用法を紹介します。これで、より安全で確実な注射手技を実現可能にします。

エントリーNo.22

自力排便誘導用特殊便座

応募代表者ご所属:
社会医療法人北斗 十勝リハビリテーションセンター

魅力紹介
低酸素脳症による重度痙直型四肢麻痺のA君が自力で排便できるよう、排便しやすい姿勢を分析し、シャワーチェアをベースにクッションをカスタマイズ。理想的な姿勢保持と、排泄物が直接トイレに落ちる構造、衛生的なディップ加工により、母親の介助負担を大幅に軽減し、A君と家族のQOL向上に貢献できたアイデアです。

エントリーNo.23

ポータブルエルゴ

応募代表者ご所属:
和歌山県立医科大学 リハビリテーション科

魅力紹介
ハンドエルゴメーターを用いた運動は、特に下肢機能障害などで運動に制限のある患者では持久性訓練として非常に有用です。これは、市販の物品で自作した移動式エルゴメーターです。傾斜・負荷調整が自在、コンパクトな設計で、長めのクランクにより運動時の姿勢に対応することで安静度の高い患者から重度介助が必要な患者まで対応可能です。女性スタッフ一人で扱え、集中治療室など運動療法が難しかった場所にも導入でき、リハビリテーション治療の幅を広げます。

エントリーNo.24

3Dプリンター製肘関節角度可変型継手を使用した肘関節装具

応募代表者ご所属:
弘前大学医学部附属病院 リハビリテーション部

魅力紹介
3DCADと3Dプリンターを活用し、低コスト(約1,300円、ヒンジ約150円)で製作した肘関節装具です。独自設計の角度調整ヒンジにより、屈曲・伸展位を工具なしで容易に固定・調整可能です。肘関節脱臼や骨折後のリハビリテーション治療を効率的かつ経済的に支援します。

エントリーNo.25

靴内接触力計測システム

応募代表者ご所属:
国立国際医療センター リハビリテーション科

魅力紹介
本作品は、安価な薄型センサ(1個約500円)を用いた点接触力計測システムです。足底面だけでなく、足の突出部や靴アッパー、骨突起部にも直接貼付でき、除圧効果や接触圧を数値化できます。感覚障害や変形・切断足など、従来評価が困難だった部位にも対応し、歩行速度や歩き方の指導にも有用です。

エントリーNo.26

靴底高さ計測器

応募代表者ご所属:
国立国際医療センター リハビリテーション科

魅力紹介
この靴底高さ計測器は、ハイカットを含めて様々なデザインの靴でも実際の靴底高さとヒールピッチ・補高の計測が可能です。靴型装具の製作時だけでなく、市販靴の調整の場合にも利用可能です。複数の靴を最適なヒールピッチ・補高に調整することができ、患者さんのQOLの向上につながります。

エントリーNo.27

補高靴セット

応募代表者ご所属:
国立国際医療センター リハビリテーション科

魅力紹介
この補高靴セットを使うことで補高の必要性や適切な高さについて、リハビリテーション医療職と患者がともに、すぐに実感・確認することができます。強固な面ファスナーであり、リハビリテーション治療で連続して使用できます。義肢装具士に相談する前に十分試しておくことで、装具外来・靴外来での効率的な対応につながります。

エントリーNo.28

ポジ、多様性。

応募代表者ご所属:
わかくさ竜間リハビリテーション病院

魅力紹介
これは、100円均一商品と病院の既存材料で手軽に作れる多用途ポジショニング装具です。背もたれシートにクッション等を装着し、スーツケースベルトで固定するだけで、褥瘡予防、下腿外旋抑制、車椅子での腰背部負担軽減・ずり落ち・仙骨座り防止、臥床時の頚部回旋抑制など、多様な用途に対応。低コストで即座に臨床応用可能なアイデアです。

エントリーNo.29

パラスポーツ体験シミュレーター(発電シリーズ)

応募代表者ご所属:
神奈川県総合リハビリテーションセンター

魅力紹介
これは、使用者の動きで発電し、玩具や模型、ゲームコントローラーを操作できる機器です。自身の力で物が動くことが視覚的に分かり、小児リハビリテーション治療での集中力と自主性、体力・筋力向上を支援します。さらに車椅子等に装着でき、屋内屋外で使用可能、ゲーム感覚で効率的なフォーム習得や動作解析にも活用できパラスポーツイベントにも適しています。

エントリーNo.30

エアセルぺったん

応募代表者ご所属:
吉備高原医療リハビリテーションセンター

魅力紹介
褥瘡予防のためクッション調整は重要です。しかし、既製品で対応できない局所に再発する場合などの調整は難しことが多く、例えば、従来の輪ゴムやテープを使用しエアセルをつぶす方法だと技術を要し、かつエアセル劣化のリスクがありました。そこで、簡便に使え、セルを傷めない専用パーツ「エアセルぺったん」を開発。クッションによる最適な除圧をかなえます。

エントリーNo.31

那智勝浦式簡易型スレッドプッシュトレーニング

応募代表者ご所属:
那智勝浦町⽴温泉病院 リハビリテーション科

魅力紹介
スレッドプッシュは全身運動に有効ですが、従来の方法だと専用器具とスペースが必要でした。那智勝浦式簡易型スレッドプッシュトレーニングは、リハビリ室の道具と100円ショップの材料で簡単に作成でき、手軽に始められる全身運動です。場所を選ばず、アレンジ次第で歩行介助が必要な方にも対応可能。重錘で負荷調整もでき、視覚的な効果実感と患者さんの意欲向上に繋がります。

エントリーNo.32

お!にぎり

応募代表者ご所属:
社会医療法人北斗 十勝リハビリテーションセンター

魅力紹介
経鼻経管栄養患者の自己抜去を防ぐミトン型拘束は、不快感やせん妄を引き起こす可能性がありました。そこで、患者が握ることで安心し、手指を動かしやすい代替策を考案。介護者は短時間でも拘束解除に取り組みやすくなり、身体拘束ゼロを目指せます。シンプルで低コストな点も導入しやすい特徴です。

エントリーNo.33

YAMASHIRO ポイ活探検隊~あなたはポイントを集めたくなる~

応募代表者ご所属:
京都山城総合医療センター リハビリテーション科

魅力紹介
ポイント集めでリハビリテーション治療を楽しく。自主訓練や余暇活動にポイントをプラスすることで、患者さんの意欲向上と早期回復を応援します。脳トレ、コミュニケーション促進など、様々な効果も期待でき、患者さんと一緒に作り上げる笑顔あふれるリハビリテーション治療を目指します。

エントリーNo.34

頭頸部装具

応募代表者ご所属:
社会医療法人北斗 十勝リハビリテーションセンター

魅力紹介
本作品は、先天性ミオパチーによる筋緊張低下で頭頚部の保持が困難な小児に向け、既製品では難しかった「両頬支持部」を備え開発された頭頸部装具です。これにより、座位時の頭頚部が安定し、視界の確保、上肢活動の向上、抱っこなどの介助の負担が軽減しました。

エントリーNo.35

ぐっとバンド
上肢形成不全児の患側上肢による物の把持や保持を補助するバンド

応募代表者ご所属:
株式会社⽥沢製作所 ・東京⼤学医学部附属病院リハビリテーション科

魅力紹介
これは、上肢形成不全児が患側上肢で物の把持や保持をする際に補助のために使用しているバンドにライナー素材を活かしたアイデアです。その密着性と保持力により把持動作の補助や物の固定に役立ち、義手装着の有無に関わらず使用できる汎用性、耐水性と清潔さ、そして低コストで作製できる点が特徴です。さらに、その応用範囲は広く、他の障害を持つ患者さんにも活用できる可能性を秘めています。

エントリーNo.36

車輪付き義足足部 “Wheel Foot”

応募代表者ご所属:
パシフィックサプライ株式会社 川村義肢株式会社

魅力紹介
Wheel-footは、スムーズな速度変化が可能な新しい義足です。ブレーキ無しでも安全に停止でき、2足歩行より速く、快適に移動できます。バランス感覚や体幹強化など、リハビリテーション治療効果も期待できます。従来の義足にはない、かっこよくて楽しい義足ライフを実現します。

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