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楽々手ぶらでポスター

「アイデア善用 -手作りのリハビリテーション医療-」
“あなたのアイデア教えてくださいコンテスト”

最終エントリー全36作品

エントリーNo.1

3Dプリンター×食具
(3Dプリントスプーン・3Dプリントフォーク・3Dプリント箸)

応募代表者ご所属:
富山県リハビリテーション病院・こども支援センター

魅力紹介
3Dプリンターは、上肢機能障害者の食具をカスタマイズするのに非常に役立ちます。スプーンやフォークは、太さ、長さ、角度を個々のニーズに合わせて調整できます。箸は、柄を太くしたり、板バネで開閉を補助したり、ズレ防止機構を設けることで、麻痺のある手でも使いやすいように設計できます。軽量化も実現できるため、筋力低下のある方でも負担を軽減できます。このように、3Dプリンターを用いて作成した食具は、市販品では対応できない細かいニーズに対応し、障害者のQOL向上を目指します。

エントリーNo.2

3Dプリンター×文具
(3Dプリントペンホルダー・3Dプリントスティック型はさみ)

応募代表者ご所属:
富山県リハビリテーション病院・こども支援センター

魅力紹介
3Dプリンターは、上肢機能障害者のための筆記用具とハサミのカスタマイズに役立ちます。ペンホルダーは、ペンをしっかりと固定し、スムーズな筆記を支援します。重量も調整可能です。ハサミは、指を引っ掛けて安定して使用でき、硬いものを切る際にテーブル上で使用できます。これらの補助具は、市販品より安価で、個々のニーズに対応できます。

エントリーNo.3

旧世紀の三角巾に代わる21世紀の肩スリング

応募代表者ご所属:
三萩野病院 整形外科

魅力紹介
この肩スリングは、装着中も手を自由に使えるため、日常生活の快適性を向上させます。さらに、同側の肩から吊るすデザインにより、優れたフィット感と装着性を実現。色や素材のカスタマイズが可能なため、審美性にもこだわることができ、個性豊かなスタイルを楽しめます。加えて、装着時に単振り子運動が可能となり、動きやすさと新たな運動効果も期待できます。

エントリーNo.4

腸管運動(胃排出能、大腸通過時間)評価用「バリウム・ボール」の紹介

応募代表者ご所属:
松江生協病院 リハビリテーション科
(島根大学リハビリテーション医学講座)

魅力紹介
これまで、腸の動きを評価する際、従来の代表的なX線不透過マーカーは高価で胃瘻カテーテルを通過できないという問題がありました。そこで、安価で柔軟性があり、様々なカテーテルを通過できる「バリウム・ボール」を開発。これは、注射針の太さを変えることでボールの直径を調整できるため、小児から成人まで幅広く使用できます。バリウム・ボールは、既存の方法に比べて多くの利点を提供し、腸の動きの評価に役立ちます。

エントリーNo.5

酒石酸ネブライザー(Cough-Inducing Method using a Tartaric Acid Nebulizer;CiTAシータと読む)

応募代表者ご所属:
岐阜大学病院脳神経内科
浜松市リハビリテーション病院リハビリテーション科

魅力紹介
酒石酸ネブライザーは、従来の吸引では届かない末梢気道の誤嚥物や痰を、咳嗽を誘発して効果的に喀出させることが可能です。これにより、患者さん自身はもちろん、医療者や介護者の吸引負担が大幅に軽減され、多くの患者さんに対して高い臨床効果を実証しています。入院、外来、在宅、施設といったあらゆる環境で簡単に指導でき、手技自体が非常にシンプルなので誰でも実施可能です(食用酢での代用や霧吹きの使用も可能)。さらに、安全性が高く、ポケットサイズのネブライザーを利用すれば持ち運びも便利。摂食訓練用としても活用でき、患者さんのケアに幅広いメリットをもたらします。

エントリーNo.6

簡易で安価な膀胱造影検査装置

応募代表者ご所属:
社会医療法人愛仁会 愛仁会リハビリテーション病院 診療部

魅力紹介
非常に高額な透視下尿流動態検査が使用できない環境でも、リハビリテーション科医にて神経因性膀胱の病態を把握することができる安価な膀胱機能検査装置です!

エントリーNo.7

病棟訓練実施計画書とスタンプカード

応募代表者ご所属:
岐阜清流病院リハビリテーション科

魅力紹介
身近な材料で簡単に作れ、すぐに活用ができる病棟訓練計画表とスタンプカードのアイデアです。病棟訓練計画表で患者さんの目標を明確にし、スタンプカードで達成感を刺激、モチベーションアップにつなげます。また、関わる多職種が病棟訓練の内容や進行状況を随時把握できるため、患者のリハビリテーション治療のサポートに役立ちます。

エントリーNo.8

とろみ水を凍らせた『とろみシャーベット』

応募代表者ご所属:
浜松市リハビリテーション病院

魅力紹介
とろみシャーベットは、摂食嚥下障害患者の口腔機能訓練に有効です。咀嚼運動から嚥下反射までの一連パターン運動を促し、噛み応えのある触感や冷たい温度刺激などの感覚刺激で覚醒作用を高めます。また、溶けてもとろみ水に戻るため誤嚥リスクが低く、安全に訓練できます。

エントリーNo.9

Lボード

応募代表者ご所属:
和歌山県立医科大学病院 リハビリテーション科

魅力紹介
Lボードは、熱傷や褥瘡などで下肢に皮膚障害のある患者でも、臥床状態のまま離床を可能にすします。これにより、皮膚への剪断力などを回避し、早期からの起立・歩行訓練を促し、廃用症候群を予防します。材料はホームセンターで入手可能で全国どこの施設でも作成が可能。安全面から使用には2名以上の介助が必要ですが、皮膚障害で安静度制限のある患者の早期離床を支援するツールとして有用です。

エントリーNo.10

脳卒中患者の歩行およびステップ練習中に膝屈曲角度を電子音で知らせるバイオフィードバックセンサ

応募代表者ご所属:
新潟医療福祉大学 リハビリテーション学部
義肢装具自立支援学科

魅力紹介
このバイオフィードバックセンサは、歩行やステップ練習中に膝屈曲角度を電子音でリアルタイムにフィードバックし、患者さんと療法士が常に現在の動作状態を把握できるツールです。理学療法ガイドラインで推奨される科学的根拠に基づいた音のバイオフィードバックにより、正常な歩行における膝関節の角度との乖離を即座に確認できるため、療法士はその場で適切な介助や誘導を行えます。リハビリテーション治療の安全性と効果の向上を図ります。

エントリーNo.11

ユニットから構成され、交換が容易で調整範囲が広く機能部品を組み替えられる車椅子“ヘパイストス”

応募代表者ご所属:
東京大学附属病院 リハビリテーション科

魅力紹介
この車いすは、シート、フットサポート、フレームの3つのユニットを簡単に交換・調整できるため、サイズ調整はもちろん、使用者に合わせた最適な姿勢保持や移動・駆動特性を実現します。多様な病状や体躯の違いに柔軟に対応し、短期間で個別にフィットする設定が可能なので、即日からの自力移動が目指せます。個々のニーズに寄り添うこの革新的な車いすで、自由な移動と豊かな生活をサポートします。

エントリーNo.12

シリコン製足趾隔壁付きインヒビターバー

応募代表者ご所属:
昭和大学リハビリテーション医学講座

魅力紹介
このシリコン製足趾隔壁付きインヒビターバーは、長趾屈筋が引き起こす足趾の屈曲と内転をしっかりとブロックします。これによりclaw toeをより効率的に予防することができます。さらに、あえて五本指靴下を採用することで、履く際に足趾を一本ずつしっかり伸展させ、患者さんが自身の足元にもっと意識を向けることができます。

エントリーNo.13

SIM評価表 ひまわり版

応募代表者ご所属:
京都府社会福祉事業団京都府立心身障害者福祉センター附属
リハビリテーション病院

魅力紹介
高次脳機能障害に特化した通所型の生活訓練事業所における、支援内容の「効果判定」「エビデンス」を客観的に示せるよう、評価指標「SIM ひまわり版」を紹介します。評価は特別な知識や技能を有した特定の職員でなくとも可能です。生活場面での変化が文章による記録とあわせて、得点の変化からもよりわかりやすくとらえられ、結果について当事者やご家族も含め、多職種にわたって共有できます。さらに、Excelで作成した別紙『SIM記載表』により、計算を自動化し、より簡便に評価することができます。

エントリーNo.14

当院における3Dプリンタースプリントの紹介

応募代表者ご所属:
鳥取大学医学部附属病院 リハビリテーション科

魅力紹介
3Dプリンタースプリントは、3D-CADモデリングによりカットやトリミングを省略し、一度作成した3Dファイルの縮尺変更が可能なため、多くのクライエントに再利用できます。また、アウトリガー一体型のデザインで、従来必要な複雑なアウトリガー組み立ても不要となり、未経験のセラピストでも容易に作成可能です。さらに、軟性素材のヨークスプリントは手指屈曲時の圧迫感を軽減し、熱溶解積層方式で平面積層することでスプリントの強度を高めつつ、ヒートパン・ヒートガンによりクライエントの手の形に合わせた造型が実現できます。

エントリーNo.15

弾性包帯を利用したADL訓練(模擬動作練習)

応募代表者ご所属:
京都府立医科大学 リハビリテーション科

魅力紹介
この訓練は、手軽に利用できるADL練習素材です。上衣、下衣の着脱、トイレ動作、洗体動作、浴槽またぎ練習などに活用でき、当院では脳血管障害後の患者さんに対するADL練習、呼吸器疾の患者さんに対するADL動作練習に利用しています。

エントリーNo.16

通園給食の工夫

応募代表者ご所属:
京都府社会福祉事業団京都府立心身障害者福祉センター附属
リハビリテーション病院

魅力紹介
これは、食事の選択肢が限られるお子さんと、その家族をサポートする取り組みです。摂食嚥下障害や偏食のお子さんに合わせたペースト・ソフト食を、見た目の可愛さと分かりやすい食材表示で提供し、楽しく美味しく食べられる環境にします。また、アンケートでリクエストされたメニューを採用することで給食についての話題と笑顔が増え、お子さんとご家族が一緒に楽しめる時間が増えるよう工夫しています。さらに、家庭での調理支援として、レシピ配布や調理実習、試食会等を実施し、食事作りの安心感と充実した時間を提供しています。

エントリーNo.17

スライドリコーダー

応募代表者ご所属:
東京大学医学部附属病院 リハビリテーション科

魅力紹介
スライドリコーダーは、外カバーをスライドさせるだけで綺麗な音階が奏でられるため、音孔の正確な操作が難しい方でも演奏可能です。唄口は2種類から選べ、切断や片麻痺などで片手演奏が必要な場合でも対応できます。2オクターブの発音範囲に加え、強く吹くことで高音域を容易に使い分けられ、胸受けや足部管の工夫で用途はさらに広がります。上肢障害児、不器用児、知的障害や発達障害児のように、市販のソプラノリコーダーを演奏することが難しい児のリコーダー授業への参加を可能にし、みんなと一緒に演奏ができる可能性を広げる楽器です。

エントリーNo.18

サリドマイドラえもん 四次元ポケットの中身

応募代表者ご所属:
国立国際医療研究センター病院 リハビリテーション科

魅力紹介
平均年齢60歳を超えるサリドマイド胎芽症の方々の生活を支えるため、作業療法士が考案した自助具や工夫を紹介します。加齢による新たな困難を克服する、100円ショップや既製品を活用したアイデア満載の展示です。

エントリーNo.19

グリップボール 「ぐりまる」

応募代表者ご所属:
神奈川県総合リハビリテーションセンター

魅力紹介
グリップボール「ぐりまる」は、カラトリーや自助具に対して装着する3Dプリンタ製の食事用補助具です。道具の把持が安定するので食事動作を楽におこなうことができます。グリップボールは4つのサイズ展開しており、手掌の大きさに合わせて選択できます。容易に取り外すことができるため、洗えて清潔に使えます。3Dデータを修正することで個々に合わせて角度や大きさの変更が可能であらゆる方に使えます。

エントリーNo.20

フットンカモーン

応募代表者ご所属:
京都山城総合医療センター リハビリテーション科

魅力紹介
これは、脳血管障害や片麻痺で体動が多く、掛け布団が足元に下がりやすい問題から生まれたアイデアです。片麻痺のため自力で布団をかけ直せず、ナースコールが頻発する状況が続いていましたが、健側で布団を手繰り寄せる自助具を開発・提案したところ、患者さん自身で布団を掛け直すことができました。安価かつ簡単に作成でき、患者さんの自立促進とスタッフの負担軽減を目指します。

エントリーNo.21

かんたん後脛骨筋注射ガイド(針先にまだ眼が付いていない人のために)

応募代表者ご所属:
吉備高原医療リハビリテーションセンター

魅力紹介
後脛骨筋に注射をする場合に、脛骨背側から腓骨にあたるように針をすすめますが、患者さんの姿勢や治療に慣れていない医師では不安を伴います。エコーで見ても針をさすときには方向が変わったり、深度が分かりにくかったりすることもあります。解剖学的な特徴を捉えて、分かりやすいガイドとその使い方をご紹介します。

エントリーNo.22

自力排便誘導用特殊便座

応募代表者ご所属:
社会医療法人北斗 十勝リハビリテーションセンター

魅力紹介
本作品は、低酸素脳症による重度の痙直型四肢麻痺を持つA君が自力で排便できる環境を提供するために開発されました。A君の排便しやすい姿勢を分析し、シャワーチェアをベースにクッション材をカスタマイズしたことで、A君自身が自然に排便できる理想的な姿勢を保持することを可能にしました。さらに、排泄物が直接トイレに落ちる構造、そして衛生面にも配慮したディップ加工により、母親の介助負担が大幅に軽減します。 A君のQOL向上と、ご家族の負担軽減を同時に実現できた装置です。

エントリーNo.23

ポータブルエルゴ

応募代表者ご所属:
和歌山県立医科大学 リハビリテーション科

魅力紹介
市販のスペーシアパイプで自作した、持ち運び可能なエルゴメーターです。傾斜・負荷調整機能、コンパクト設計、長めのクランクなど、様々な工夫により、安静度の高い患者さんから、重度の介助が必要な患者さんまで、幅広いニーズに対応できます。女性スタッフ一人で簡単に扱えるため、集中治療室など、これまで運動療法の実施が困難だった環境にも導入可能です。肩関節だけでなく体幹への効果的な運動や、下肢運動への応用も可能で、リハビリテーション治療の可能性を広げます。

エントリーNo.24

3Dプリンター製肘関節角度可変型継手を使用した肘関節装具

応募代表者ご所属:
弘前大学医学部附属病院 リハビリテーション部

魅力紹介
本作品は、3DCADと3Dプリンターを用いて低コスト(全体約1,300円、ヒンジ約150円)で製作した肘関節装具です。 角度調整機能を備えた独自設計のヒンジにより、肘関節の屈曲位・伸展位の両方を、工具不要で簡単に固定・調整できます。 肘関節脱臼や骨折後のリハビリテーション治療を、より効率的に、そして経済的にサポートします。

エントリーNo.25

靴内接触力計測システム

応募代表者ご所属:
国立国際医療研究センター病院 リハビリテーション科

魅力紹介
本作品は、低コストで実現した点接触力計測システムです。1個約500円の薄型センサを用い、足底面はもちろん足の突出部や靴アッパー、骨突起部にも直接貼付して計測可能なため、除圧効果や接触圧の数値化が実現できます。これにより、感覚障害や変形・切断足など、従来の機器で評価が難しい部位にも対応し、歩行指導などにも活用できます。

エントリーNo.26

靴底高さ計測器

応募代表者ご所属:
国立国際医療研究センター病院 リハビリテーション科

魅力紹介
この靴底高さ計測器は、ハイカットを含めて様々なデザインの靴でも実際の靴底高さとヒールピッチ・補高の計測が可能です。靴型装具の製作時だけでなく、市販靴の調整の場合にも利用可能です。複数の靴を最適なヒールピッチ・補高に調整することができ、患者さんのQOLの向上につながります。

エントリーNo.27

補高靴セット

応募代表者ご所属:
国立国際医療研究センター病院 リハビリテーション科

魅力紹介
補高の必要性や適切な高さについて、リハビリテーション医療職と患者さんがともに、すぐに実感・確認することができます。強固な面ファスナーであり、リハビリテーション治療で連続して使用できます。義肢装具士に相談する前に十分試しておくことで、装具外来・靴外来での効率的な対応につながります。

エントリーNo.28

ポジ、多様性。

応募代表者ご所属:
わかくさ竜間リハビリテーション病院

魅力紹介
本作品は、100円均一商品と病院内の既存材料を用いて簡単に制作できる多用途ポジショニング装具です。100円均一商品の背もたれシートにクッションやタオルを装着し、スーツケースベルトで固定することで、ベッド上での褥瘡予防や下腿の外旋抑制、車椅子座位での腰背部への負担軽減・ずり落ち・仙骨座りの防止、さらには臥床中の頚部の回旋を抑制することが可能です。低コストかつすぐに臨床で使用できます。

エントリーNo.29

パラスポーツ体験シミュレーター(発電シリーズ)

応募代表者ご所属:
神奈川県総合リハビリテーションセンター

魅力紹介
これは、使用者が動くことで発電した電力を活用し、電気で動く玩具や鉄道模型、ゲームコントローラーなどの操作ができる機器です。使用者の動作や自力によって、物が動く、操作できることが、目に見える形で再現されるため、小児のリハビリテーション治療などで集中力と自主性を高め、体力・筋力向上をサポートできます。車椅子、カヌー、ハンドバイク等に装着でき屋内屋外問わず使用可能、ゲーム感覚で効率的な駆動フォームを習得、動作解析ツールとしても活用可能です。雨天時や省スペースでのリハビリてション治療やパラスポーツイベントにも最適です。

エントリーNo.30

エアセルぺったん

応募代表者ご所属:
吉備高原医療リハビリテーションセンター

魅力紹介
褥瘡予防には、個々に合わせたクッション選定で座面最高圧力を下げる必要がありますが、既製品では対応困難な場合に局所除圧が求められます。従来、輪ゴムやテープでエアセルを潰す方法は技術が必要で、またテープの粘着性によるエアセルの劣化・損傷の問題がありました。そこで、簡単にセルを潰せる専用パーツを作製してこれらの課題を解決しました。今回作製したエアセルぺったんは、現場で簡単に取り外し可能であり、使用後もセルが痛まない利点がある。また安価で除圧、減圧を確認でき、クッション作製の評価に役立つ物品です。

エントリーNo.31

那智勝浦式簡易型スレッドプッシュトレーニング

応募代表者ご所属:
那智勝浦町⽴温泉病院 リハビリテーション科

魅力紹介
従来のスレッドプッシュは全身を鍛える効果的な運動ですが、専用器具やスペースが必要でした。 那智勝浦式簡易型スレッドプッシュトレーニングは、リハビリテーション室にある道具と100円ショップで手に入る材料で簡単に作成でき、手軽に始められる全身運動です。場所を選ばず、アレンジすることで、年齢や体格を問わず歩行介助が必要な方にも対応でき、重錘で負荷調整が可能なため視覚的な効果実感も期待でき、患者さんのモチベーションアップにもつながります。

エントリーNo.32

お!にぎり

応募代表者ご所属:
社会医療法人北斗 十勝リハビリテーションセンター

魅力紹介
経鼻経管栄養患者の自己抜去を防ぐために従来用いられていたミトン型拘束の代替策として考案されました。認知症や高次機能障害によりチューブの重要性が理解できず、ミトンによる拘束が不快感やストレス、せん妄を引き起こす問題に対応するため、患者が握ることで安心感を得られ、手指が動かしやすいデザインとしています。介護者はこれを用いることで、短時間でも拘束解除の取り組みやすさが向上し、最終的な身体拘束ゼロを目指すケアに一歩近づけます。また、シンプルで低コストな点も導入のハードルを下げるポイントです。

エントリーNo.33

YAMASHIRO ポイ活探検隊~あなたはポイントを集めたくなる~

応募代表者ご所属:
京都山城総合医療センター リハビリテーション科

魅力紹介
ポイント集めでリハビリテーション治療を楽しく。自主訓練や余暇活動にポイントをプラスすることで、患者さんの意欲向上と早期回復を応援します。脳トレ、コミュニケーション促進など、様々な効果も期待でき、患者さんと一緒に作り上げる笑顔あふれるリハビリテーション治療を目指します。

エントリーNo.34

頭頸部装具

応募代表者ご所属:
社会医療法人北斗 十勝リハビリテーションセンター

魅力紹介
本作品は、先天性ミオパチーによる筋緊張低下で頭頚部の保持が困難な小児に向け、既製品では難しかった「両頬支持部」を備え開発された頭頸部装具です。これにより、座位時の頭頚部が安定し、視界の確保、上肢活動の向上、抱っこなどの介助の負担が軽減しました。

エントリーNo.35

名称は「ぐっとバンド」。
上肢形成不全児の患側上肢による物の把持や保持を補助するバンド。

応募代表者ご所属:
株式会社⽥沢製作所 ・東京⼤学医学部附属病院リハビリテーション科

魅力紹介
ライナー素材を活かしたバンドは、その密着性と保持力により、上肢形成不全児の作業療法やADLにおいて、把持動作の補助や物の固定に役立ちます。義手装着の有無に関わらず使用できる汎用性、耐水性と清潔さ、そして低コストで作製できる点が特徴です。さらに、その応用範囲は広く、他の障害を持つ患者さんにも活用できる可能性を秘めています。

エントリーNo.36

車輪付き義足足部 “Wheel Foot”

応募代表者ご所属:
パシフィックサプライ株式会社 川村義肢株式会社

魅力紹介
Wheel-footは、スムーズな速度変化が可能な新しい義足です。ブレーキ無しでも安全に停止でき、2足歩行より速く、快適に移動できます。バランス感覚や体幹強化など、リハビリテーション治療効果も期待できます。従来の義足にはない、かっこよくて楽しい義足ライフを目指します。

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